社内不倫で終わった相手とのストレスを避けるためには
1: 自分たち以外の人を巻き込む
社内不倫の場合、別れた後でも仕事で関わる機会があれば、相手が自分についてどう感じているかが伝わります。
こちらがどれだけ割り切っていても、「何も起こっていないのに一方的に引きずる」人はいます。それは過去の自分が相手を傷つけたことを自覚しているからです。
ろくに話し合うこともせず疎遠にすれば、そのせいで相手が恨みを持っている、未練があると勘違いする人は実際に大勢いるのです。
しかし、それを仕事に持ち込むのが幼稚なところ。嫌がらせのような対応をされればこちらも黙ってはいられません。
難しいのは、そんな態度を取られることの理由を周囲に言えない点で、過去の不倫を隠したまま相手に変わってもらうには、第三者を巻き込むのも一つの手段といえます。
2: こちらの真意を伝える
このケースでは、社内メールすらまともに返そうとしない相手について、同期を頼って「ちゃんとしてほしい」と伝えました。
相手は自分のおかしな態度を他人に指摘されプライドが傷つく一方で、他人にネガティブな状態を打ち明けたこちらの「覚悟」もまた、受け取ります。
昔不倫していたとは絶対に言えない以上、どこかで嘘をつく必要がありますが、そのストレスを抱えてでも仕事の遂行を第一に考える姿がわかれば、態度を改めるしかないですよね。
放置すれば業を煮やしたこちらが不倫をバラす可能性があり、知られた後で責めを負うなかには「それを理由に社内メールを返さない幼稚な人間性」も含まれます。
また、誰かにふたりのネガティブな状態を知らせることは「今後親密になるつもりはない」と示すことと同じで、きっぱりと境界線を引く姿勢にもなります。
勝手に過去を引きずって業務に支障を来す人間には、こちらのスタンスをしっかり見せることが最善です。
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社内不倫でなくても、人に言えない関係は終わった後でも悪い影響がつきまとうことがあります。
不具合が生まれて振り回されても、それは自分が招いたこと。
相手に変化を望んでも叶わない場合、こちらができるのは「昔と今は違う」と線を引くことだけです。
後ろめたいつながりはそもそも持たない勇気が、その後の自分を救うともいえますね。