手袋にこだわったMEGWINさん(仮面ライダーが好きだから)

日本のトップYouTuber、MEGWIN氏。会社組織(株式会社MEGWIN TV)でYouTube動画を作るというのは、世界でも希だと思われるが、そのMEGWIN氏が、突然「YouTubeにはスターがいない。だから俺がYouTubeのスターを探すんだ!」と「VANCHO」なる動画選手権を立ち上げた。

その真意は一体なんなのか。そして、MEGWIN氏はなにを考え、何を目指して動画を作っているのか。MEGWINさんにインタビューし、お話を聞いてみた。


―― 今日はよろしくお願いします。


MEG: よろしくお願いします。

 

MEGWINさんが動画を始めたキッカケ

―― MEGWINさんが動画を始めたキッカケを教えて下さい。

MEG: 8年前にさかのぼるんですけど、僕が動画を始めた当時はブログが流行ってたんです。眞鍋かをりのブログが絶頂の時に。みんな頻繁に書いていてかなりブームになっていましたよね。僕も始めようと思ったのですけど、今から始めてもトップになることはできないなぁと思って動画にしました。当時、動画でネタをつくる人はいなくて、動画で毎日やってみようと。どうせやるなら編集入れて、しっかり作品をつくってやってみようと思い始めました。


―― 動画に365の数字が必ず入るのも毎日を意識してのことなんですか?

MEG: あれは24のパクリなんですよね。8年前ほどに24 -TWENTY FOUR-が流行ってて。なんかうちもわかりやすいのいれたいよねっていって入れました。

MEG: 最初はファイルマンという日本の動画サービスを使って投稿していたんです。でもYouTubeが流行ってしまって。その時はガクっときましたね。「終わった・・・」と。まぁそこからYouTubeに上げ始めたのですけど。

芸人になるキッカケとは?


―― そういえばMEGWINさんはYouTuberの前は芸人でしたよね。この間、MEGWINさんのこれまでを振り返る動画をみたんですけど、芸人になる時は応援されたのに、辞めたときは勘当されたってエピソードが面白かったのですが。

 



MEG: いや、親は芸人になることを応援してなかったんです。ただ、家で仕事せず腐っているくらいならと。でも、芸人を辞めることになって。親もやっとまともに働いてくれると思ったら、今度は、「これからはネットの時代だよね。動画の時代だよ。」っていったら「二度と家の敷居をまたぐな」と。

―― (笑)なぜ芸人になったのですか?昔から人を笑わすことは好きだったんですか?馬主になるために芸人になったとも聞きましたが。

MEG: そっち(馬主)ですねー。芸能人になればお金がもらえるとおもったら。自分の出来ることを模索していったらお笑い芸人をめざすことになりました。まぁでも、お笑いは別に好きじゃ無かったですけどね。ネタ番組とか大っ嫌いで。

―― えーっ!

MEG: ドリフくらいしかみてなかったですよ。他の芸人もほとんど知らなくて。芸人とかウッチャンナンチャンしかいないよねと。ダウンタウンとかも興味なかったから全然見てなかったし。だから、これやればすぐ(儲かる)じゃん!と。

一同: (爆笑)

―― 動画を上げ始めたときは、まだ芸人さんだったのですか?

MEG: いや、その時はスッパリ芸人をやめてたんですよ。芸人のときに単独ライブをやって、舞台に映像を流してたんですけど、ネタより動画が受けていていてコレだと。
- : ぼくこないだMEGWINさんのライブにいったのですけど、ほとんど動画でライブするって珍しいと思いました。

MEG: どうですかねー。人の動画でやっているライブはあったんですけど。