「お待たせしました、『豚カルビのはちみつ黒胡椒焼き』、『チーズフォンデュdeチキンバジル』、『蜜おさつバター』です」

牛角赤坂店 好き嫌いがわかれる「豚カルビのはちみつ黒胡椒焼き」

「豚カルビのはちみつ黒胡椒焼き」ってなに?

「醤油ベースのタレに蜂蜜と黒胡椒をくわえたものを豚カルビにからませた創作焼肉です。熱烈に大好きな方もいらっしゃれば、そうでもない方もいます」スタッフは教えてくれた。

牛角赤坂店

焼けるが早いか、肉女は豚カルビを味わっていた。

「この甘辛しょっぱいのが好き」

焼いて食べるパイナップルがめちゃくちゃうまいゾ

牛角赤坂店 未知との遭遇な「焼きパイン」

「箸休めに『焼きパイン』を食べましょう」

焼きパイン?

「蜂蜜をかけたパイナップルを網で焼いて食べるの」

さっぱりわからん。パイナップルって焼いて食うものなんだっけ?

「百聞は一見にしかず。食べてみて」

牛角赤坂店 焼いたパイナップルがこれほどうまいとは想像できなかった

網で焼かれるパイナップルを見るのは生まれてはじめて。こんがりと焼けたパイナップルを肉女がハサミでカット。 焼けたパイナップルをひと口頬張る。う? う? なにこれ? めちゃくちゃうまいじゃ。

「でしょ、でしょ(笑)」

これ、キャンプめしにいいかも。機会があったらやってみよう。

サツマイモにバターをからめて召し上がれ

「『蜜おさつバター』も食べてみて。この前、女子会をやったとき7皿食べちゃった(笑)」

牛角赤坂店 男女問わずサツマイモに惚れ直す。まじでうまい

サツマイモ好きは女子だけではない。男も大好物。ふかしたサツマイモにバターをつけることはあっても、焼肉屋のサツマイモバターは初体験。

「ごちゃごちゃいってないで、食べて食べて」

遠慮なくいただきます。バターをからませ焼いて食べるサツマイモはサイコー。甘いなあ、いいなあ。

スイス人もビックリ! 鶏肉のチーズフォンデュ

牛角赤坂店 「チーズフォンデュdeチキンバジル」は絶対おすすめ

バジルのソースをかけた鶏もも肉と、チーズが盛られた皿がセットになった「チーズフォンデュdeチキンバジル」。肉女はチーズが入ったホイル皿を網にのせ、鶏肉を焼きはじめた。

「鶏肉が焼けたら、とろけたチーズに鶏肉をからめて食べるの。やってみて」

おお! うまい、うまい。鶏肉そのものはさっぱりしているけど、チーズが濃厚でいいなあ。スイスでチーズフォンデュを食べたことがあるけど、パンやジャガイモで食べるよりも鶏肉のほうが腹がふくれるし。いいね、コレ。

スイスでチーズフォンデュを頼んだら専用の部屋に案内されたんだ。チーズフォンデュは匂いが強烈なんだ。でも、この「チーズフォンデュdeチキンバジル」はにおいがまったく気にならないね。

「スイスの話なんてどうでもいいから、もっとお肉を頼みましょうよ。ラストオーダーは70分なの。ねっ、『鴨ロース』をもう一度頼まない?」

どうぞ、どうぞ、好きなだけ。食べ放題なのでご自由に。

肉女も肉男子も『牛角』の食べ放題なら安心して好きなものを思う存分注文できるのが嬉しい。

牛角赤坂店


【牛角 赤坂店】

住所/東京都港区赤坂3-12-11 セントラル赤坂ビル2F
電話/03-5545-5029
営業時間/16時(土日祝日15時)~23時(LO22時30分) 無休

東京五輪開催前の3歳の時、亀戸天神の側にあった田久保精肉店のコロッケと出会い、食に目覚める。以来コロッケの買い食いに明け暮れる人生を謳歌。主な著書に『平翠軒のうまいもの帳』、『自家菜園のあるレストラン』、『一流シェフの味を10分で作る! 男の料理』などの他、『笠原将弘のおやつまみ』の企画・構成を担当。