「付き合っている彼氏は体があまり強くなくて、季節の変わり目などに定期的に風邪を引くタイプでした。

その風邪も扁桃腺が腫れて高熱が出るようなものが多く、高熱から一人で動けなくなり、過去に何度も私が病院に連れて行っていました。

そんな彼氏から『熱で寝込んでいた』とLINEが来て、お見舞いに行くとベッドの横に家の近所ではない病院の処方箋がありました。

その病院は今は珍しくなった病院内に処方箋があるところで、薬袋には病院名と住所、電話番号が記載されていました。

なんとなくその病院を調べると、会社と家の反対側にあって……。

おかしいと思い彼氏が寝た後にスマホをチェックしたら、その病院の近くには浮気相手の家があり、その女に病院に連れて行ってもらったようで、お礼をしているやりとりが残されていました」(27歳/事務)

彼女は浮気の証拠のスクショを自分のLINEに送り、後日彼氏から連絡があったときにその画面を送りつけて、ひと悶着の後に関係は終わったといいます。

切羽詰まったとき、人は後先を考えない行動に出ます。もちろん後先を考えている余裕がないからなのですが、彼氏にとってはそれが高熱だったのでしょう。

別の女性の家から最寄りの病院にかかってしまい、そこから浮気が発覚しまうとは。

病院の診察券、処方箋、または保険証の使用履歴(医療費の通知)などに浮気の証拠が隠されているかもしれませんよ。

フリーのライター・編集者。出版社で10年働いたのち独立。得意ジャンルは街ネタ、恋愛。お酒が大好き(ほぼ酔わない・酒豪)で、取材相手を飲みの席で見つけることが多い。