中国の文化
★プレゼント(第6回、第9回)
中国で贈り物として好まれないものは……梨、カサ、靴、置き時計、等。大きなポイントは「発音が縁起の悪いものと重なるかどうか」です。緑色の帽子もNG! 逆にバラの本数だけで愛を伝える、ロマンチックなプレゼント方法もあります。
★数字にまつわる縁起担ぎ(第7回、第9回)
中国では基本的に、奇数より偶数のほうが縁起が良いとされています。日本と同様に4が好まれない一方、8や9の人気は絶大で、8や9の入った電話番号や車のナンバープレート等は高額取引の対象に。また「マヌケ」を意味する数字もあるので要注意です。
★旧暦(第24回)
中華圏では、七夕や年越し・正月といった伝統行事は主に旧暦で祝います。新暦上の日付が毎年変わるため、旧暦が併載されたカレンダーのチェックは欠かせません。また「中国版バレンタインデー」のように、伝統を重んじながら外来文化を取り入れている例もあります。
★多様な地域性(第26回)
SNH48の活動拠点となる上海には、上海語(方言)や上海料理をはじめ、上海独自の文化・習慣が息づいています。これはほかの地域についても同様で「中国の各省はそれぞれ違う国だと思ったほうがいい」とまで言われるほど、中華圏には多様な地域性が存在します。
――ちなみに会食の「残さなきゃいけない文化」については、「ミラチャイ」連載をご覧になった現地ファンの間で「前時代的に過ぎる。いまはもっと環境に配慮している!」と議論を呼んだ、なんてことも後日談としてありました。
そういう動きが広がっていることも“生きた中国文化”なのかもしれません。また佐江ちゃんの好きな「2」という数字については旧来の意味をご紹介しましたが、最近のネット用語では「おバカちゃん」という意味もあるとか(笑)。80后(1980年代生まれ)や90后(1990年代生まれ)と呼ばれる若い世代の文化については、佐江ちゃんがこれからSNH48メンバーと仲良くなるなかで学んでいけるのではないでしょうか。
(笑)中国って人の外見も、漢字を使うことも、日本とすごく似ているようで文化や習慣がいろいろと違うので、「ミラチャイ」連載で勉強していて「難しいな」と感じることもあります。
そういえばSNH48メンバーはレッスンの休憩中によく屋台に行くんですけど、ビニール袋に麺やスープを入れてもらってスタジオに帰ってくるのにも、最初はビックリしましたね~。でもその反面、メンバーも現地ファンの方たちも、みんなAKB48のことはもちろん、ビックリするくらい日本のいまを知っているんですよ(第1回、第10回)。そういう意味では話していて違和感も、情報の時差もあまり感じません。佐江ももっと中国文化について、学ばなくっちゃいけないんだろうなぁって思いますね。
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