●その2:イザというときの頼り甲斐の良さ

「男友達2人と私を含めた女友達2人と、1泊2日でディズニーランドに出かけました。ただ4人とも、東京に行くのは数えられるほどしか経験がなかったので、案の定、迷う迷う。行きはまだ順調だったんですが、問題は帰りで……。

一応、余裕を持って行動をしていたんですが、帰りのバスの発車場所がわからず、途端にみんな大慌て。男友達もオロオロしているさなか、あのときの彼女はホント冷静でした。即座に、近くの交番行って行き先を聞いて、なんとか帰りのバス出発に間に合うことができたんです。

彼女は職場でもモテるし、私もあんな風に行動できたら格好いいんですけどね、なかなか……」(26歳女性/医療・福祉/専門職)


イザという時に、その人の人間性が出ると言いますよね。普段の性格とは打って変わって、大事な場面ではキチンと対応のできる人は、異性や同性から見ても魅力的に映ります。

 

 

● その3:さりげない気遣い

「俺が『イケメンだな……』と思った同性、身近でひとりだけいますね。あれは俺がまだ大学卒業したての頃、就職難で何年かフリーターをしていたときのことです。当然、社会人の奴と比べると収入も厳しくて……。そのことを悟った彼が、定期的に俺に飯を奢ってくれたんですよ。

いまでは俺も無事に就職して、彼とはいい飲み友達なんですが、相手に比べると給料の差は歴然。『俺が払うよ』といっても、相手が一方的に飲み代を奢ってくれるので、おそらく彼には一生頭が上がらないと思います。

口には一切出さずに、さりげなくそんなところを気遣ってくれるのが、男の俺から見ても格好いいですね」(27歳男性/機械・精密機器/専門職)


経済的に厳しいときは、周りも手を貸してくれるものですが、収入の差を考慮してまで奢ってくれる人はなかなかいなそう。そういう友達は大切にしたいですね。