いくら仲の良いママ友でも、気遣いは必要です。
同じような境遇であるママ同士だからこそ「これをしてあげたら嬉しいだろうな~、助かるだろうな~」と思えることはたくさんあり、普段から気遣っているママは多いですね。
しかし気遣いは、相手にとって喜ばれる気遣いと、ありがた迷惑になってしまう気遣いがあります。それは人によって嬉しいと思うポイントが違うからです。
相手のために良かれと思いやっていることが実は迷惑だったとしたら、それは悲しいことですね。
では、実際にどんな行為が「ありがた迷惑」になってしまうのでしょうか。
今回は、気持ちはありがたいけれどちょっと迷惑だと思ってしまう気遣いについて、ママたちに聞いてみました。
気持ちはありがたいけれど…実は迷惑だったママ友の行為
おうち遊びや外遊びで大量のお菓子を持参
おうち遊びや外遊びのおやつに、ママ友や子どもたちを喜ばそうと甘いドーナツやチョコレートなどを大量に持ってくるママ。
子どもは甘いものが大好きで、一度食べ出したら止まりません。また、そんな甘いものを大量に食べたら癖になり、夕飯にも響きます。
食育の考えから甘い食べ物は普段からあまり与えてない家庭もありますが、そんな家庭にとって大量の甘いおやつは迷惑にしかなりません。
気持ちはありがたいし嬉しい行為ですが、程度を考えた行動であれば心底喜ばれるのかもしれませんね。
うちの子と一緒に見てるからいいよ~
用事がある時はどうしても子どもを一緒に連れ出さなければなりませんが、出来れば子どもを連れ出さずママだけでサクッと済ませたいと思うことはありますよね。
そんな時気を遣って「うちの子と一緒に遊ばせておくし、私が見てるからいいよ~」なんて言ってくれるママの言葉に、嬉しい気もするけれど複雑な心境になるというママもいます。
なぜ気持ちよくお願いできないのか。それは怪我など万が一のことが起こったら、のちのママ友関係に響きそうという考えから。
やってもらったら自分もやってあげないといけないという気持ちになりますが、自分は他人の子を見られないし……そんな気持ちがあるからだそうです。
せっかくママ友が親切に言ってくれたのに、それを断ったら「悪いかな~、嫌な気がするかな~」とも思ってしまいますが、気軽に断れないような言い方をするママ友の気遣いは、少し迷惑に思われてしまうのかもしれません。
車で一緒に送迎してくれる
習い事や遊びの時に必要な子どもの送迎は、車がない家庭は電車やバス、自転車で送迎するのが当たり前ですが、車がある家庭は車送迎が当たり前ということもあります。
「1人も2人も一緒だから一緒に連れて行くよ」と気軽に声を掛け、一緒に子どもを乗せてくれようとするママがいますが、その行為にも注意が必要です。
チャイルドシートもシートベルトもなしに子どもだけを乗せることに「事故でも起こったら」と心配をし、出来たら他人が運転する車に自分の子どもを乗せたくないと思っているママも少なくありません。
他人の子どもの命を預かっていることを考えたら、他人の子どもを車に乗せる場合は相手の意向をしっかり聞いた方が良いのかもしれませんね。