3: なかなか割り切れない「元彼」関係

「ずっと仲のいい女友達への恋愛感情に気がついたのですが、その子の元彼のことが嫌いで、スキンシップなどを楽しむのを想像するとそいつが出てくるのがストレスです。

器が小さいと言われるかもしれないけど、嫌いなやつが自分よりこの子のことを深く知っていると思うと、気持ちにストップがかかったりします」(30歳/公務員)

男性ならではのプライドともいえるかもしれませんが、好きになった女性の元彼を知っている場合、それが引っかかって恋愛感情を育てられないこともあります。

上のケースでは、「元彼の男を嫌いな理由は女性とは無関係ですが、そいつも身近にいるため付き合うことになったらあれこれ言うだろうなと想像がつくし、そういうのも煩わしいです」と男性はため息をついていました。

昔の恋人なのだから今を気にする必要はない、と頭ではわかっていても、感情や理性はそう上手に割り切れてはくれないのですね。

恋愛は一対一でするものですが、過去がつきまとうときは「難がある人じゃなくても」と諦めることも考えます。

本人には決して言えないため、好きだと思っても葛藤が先に立つと好意を正面から掴めません。

女性でも「元カノが誰か」にこだわってしまう、という人がいますが、乗り越えるにはまず自分の気持ちをまっすぐに育てる気概が必須です。

しかし、過去の結びつきも無視できないため、前途多難だと感じると片思いのまま終わってしまうケースも少なくないのが現実です。