「自分はこの人のことが好きなのだ」とはっきり感じるけれど、好意を向けることをためらったり悩んだり、「諦めたほうがいいかも」と思う男性もいます。

好きでいるのは自分の問題であっても、そのためにネガティブな流れを想像すると心が怯んでしまうのですね。

「彼氏がいるから」のような単純な理由ではい、恋を手放すことを男性が考えるケースとはどんなものなのでしょうか。

男性が恋愛を諦めたくなるのはこんなシチュエーション

1: 社内恋愛では「その後の影響」を想像する

「会社の後輩を好きになったのですが、専門職で異動がないところなので、万が一振られたらその後が気まずくなるかもとどうしても想像する自分がいます。

業務への影響などを考えると、社内で好きな人を作るより仕事と関係ない女性のほうが続くのかな、と思うときがありますね」(32歳/検査技師)

同じ会社に好きな人ができると、距離の近さから仲を縮めやすい反面、告白して振られたり交際しても別れたりすると、その後ぎくしゃくした雰囲気になり業務にまで支障が出る、なんてこともありますよね。

上手に割り切るのが理想だけれど、たとえば自分は大丈夫でも相手がこじらせて嫌な対応をしてくるなど、どうにもならないときも。

仕事と恋愛はきちんと分けたいと思う男性ほど、社内恋愛ではその後の影響を想像するため、女性の性格などを見て「告白したら周りに言いふらしそう」「別れたら業務でつまずきそう」などと思うときは、諦めることも考えます。

好きになったけれど、その思いを大事に育てるには女性の人間性をスルーできません。

女性のなかには「そんなことで恋愛感情を捨てられるのか」と言う人もいますが、男性にとって仕事はプライドにも関わる重要なものであり、幸せな恋愛をするならその邪魔をしないのが当たり前と考える人は実際にいます。

社内恋愛でうまくいくケースは、男女関係なく仕事とプライベートをしっかりと分けて気持ちを切り替えるのが上手な人。

社内に個人的な恋愛の事情を持ち込んで周囲を振り回すような女性は、恋愛に真摯な男性ほど好きにはならないのを見ます。

社内恋愛では「その後の影響」を無視できないのが男性です。