結婚してから借りていいのは住宅ローンぐらい

結婚してからは、可能な限り借金をしないことです。クレジットカードも1回払いを原則にすべきですし、キャッシングやリボ払いは封印していきましょう。

結婚してから許される借金として、ファイナンシャルプランナーとして唯一許してもいいのは住宅ローンぐらいです。これは同じ借金でも最終的に「家」という資産が手元に残ります。

今の時代、いくらか借金があることは珍しくありませんが、ほったらかしにして結婚後のトラブルになることも少なくありません。カミングアウトの方法をじっくり考え、正直に話し合ってみましょう。

 

(おまけ)彼に借金があったら?

逆に、彼に借金があったらどうでしょうか? 確認できるようなら借金の有無を彼に確認してみましょう。「いやー、わかんねー。普通?」とか言い出したら要注意。カード会社の明細を見せてもらうべきです。

そのうえで「どう返すのか?」考えさせ、「返せないなら返すまで結婚しない」と迫ってください。男性が借金体質のまま結婚すると女性も苦労することになりますし、結婚前の借金が結婚後の生活に尾を引くのもしんどいことです。

お金の問題で価値観のギャップがあると、幸せな結婚関係も長続きしません。借金とおさらばして、幸せな結婚生活を楽しみましょう!
 

やまさき・しゅんすけ 「人生の幸せの問題は、たいていはお金の問題である」という考えのもと、お金と幸せについて考えるファイナンシャル・プランナー(FP)。公的年金制度・退職金制度、投資教育が専門。Twitterでは毎日一言「お金の知恵」をツイートしてます。副業はオタクで、まちあるき、アニメとコミック、ゲーム好き。所属学会は東京スリバチ学会と日本年金学会