「仲のいい女友達がインスタグラムをやっていて、僕とふたりで食事に行ったときも料理を写真に撮っては上げていました。
それはいいのですが、あるとき投稿した写真に僕が写り込んでいて、それを見た共通の友人が『いつの間に付き合い始めたの?』と言い出して。
付き合っていないし、たまたま一緒にいただけだよと説明したのですが、友人は女友達の投稿を『思わせぶり』みたいに周りに言うのでみんなも信じてしまい、しばらく嫌な空気を出されてつらかったです。
女友達も交際は否定していたものの、なかには『誤解されるような投稿をするほうが悪い』と言い出す女性の友人もいたらしく、落ち込んでいました。
その女性の友人が実は僕のことをいいなと思っていたことが後でわかり、女友達への言葉は嫉妬だったのだろうけど、一枚の写真でここまで騒ぎになるなんてびっくりでした。
それ以来女友達は僕と過ごすのをやめて、女性の友人と僕がどうにかなることもなく、今も思い出すと虚しい気持ちになりますね」(30歳/接客業)
投稿した本人は特に意図したことはないのに、異性が写っているだけで「におわせ」「思わせぶり」と感じる人は確かにいます。
写っているのが片思い中の人であれば余計に心がざわざわするのはわかりますが、だからといって投稿している友人を一方的に非難するのは、心が狭いとも感じます。
たったひとつの投稿で人の仲がこじれることはSNSでは起こりますが、自分の事情ばかり前に出すのではなく、相手の状態を冷静に知ることも、トラブルを避けるためには大切ですね。