転職の相談は親でなく「友達の友達」に

アメリカでは「友達の友達」くらいの紹介が転職には多いそうです。友達の会社や友達の紹介だと、その友達のメンツもありますので、うまくいかないとき失礼にならないか無用な心配が生じます。その点、友達の友達くらいだと、ちょうどいい距離感というわけです。ときどき「転職考えているので、何かいいところあったら紹介して」と周囲にカミングアウトしておくといいでしょう(ただし、今の会社にはバレない程度に!)。

また、転職の紹介サイトなどを使ってみるのもひとつの方法です。自分の能力を客観的に評価するきっかけにもなりますし、思いもよらない求人にマッチングされることもあるからです(彼らもあなたを高い年収で転職させると、相手側から報酬をもらう仕事なので、あなたに負担は生じません)。ダメモトで登録してみてはどうでしょうか。

「自分は関係ないかなー」と思っている人ほど、やってみるといい縁がみつかったりするものです。あまり転職に力を入れすぎる必要はありませんが、少し余裕があるときに、転職についてまじめに考えてみるのはどうでしょう。いい転職がみつかるといいですね。

やまさき・しゅんすけ 「人生の幸せの問題は、たいていはお金の問題である」という考えのもと、お金と幸せについて考えるファイナンシャル・プランナー(FP)。公的年金制度・退職金制度、投資教育が専門。Twitterでは毎日一言「お金の知恵」をツイートしてます。副業はオタクで、まちあるき、アニメとコミック、ゲーム好き。所属学会は東京スリバチ学会と日本年金学会