4: 「7:3」の割合で相手に話をさせる

会話の割合を「相手7、自分3」にするのも社交の場でよく使われる鉄則です。

私がよく実践する方法は、初対面の相手に趣味より仕事の話をさせることです。

好きな趣味が一緒なら盛り上がりますが、もしゴルフが全くできないのにゴルフの話をされても困ってしまいますね。このように趣味が異なる場合はリスクが大きいため、私は仕事のことを聞き出します。

好きな仕事のことを話す人は嬉しそうに次々と語ってくれます。

このとき気をつけたいのは、相槌のタイミング。

ふんふんと聞き流すと、「話ばかりさせている」と逆効果になってしまう可能性があるため、「そうなんですね」と頷いたり、「そのプロジェクトは社会貢献度が高いですね」と具体的な相槌を打ちましょう。

5: 媚びる言葉は「女性の価値を下げる」と認識する

相槌で気を付けたい言葉があります。

「さすが」「知らなかった」「すごい」。この言葉を繰り返すと、知性を感じさせないどころか「何も考えていないのではないか」と思われかねないのです。

また「はじめて」「すてき」「かわいい」と、男性受けする言葉も避けましょう。女性の価値を下げることになります。

それよりも「○○を初めて知りました。とても素晴らしい試みですね」や、「壮大な事業に関わっているから、生き生きした表情をなさっているのですね」など、語彙が豊富と思われる言い回しをしてみましょう。