「会社の同僚と不倫していたのですが、独占欲が強いというか私が別の社員の男性と楽しく話しているだけで『やめてほしい』とLINEでメッセージを送ってくるような人で、窮屈になり別れました。
自分は既婚で奥さんも子どももいるくせに、私まで縛ろうなんておかしいですよね。
思い余って『離婚して』と言ったら『そんなことできない』と言う彼に愛想を尽かし、『ほかに好きな人ができたから』とメッセージを送ってブロック、会社でも挨拶程度で接触はなるべく避けていましたね。
不倫がバレたら困るのは彼も同じだし、このまま大人しくなるだろうと思っていたのですが、それから始まったのは『妻と仲良しアピール』。
愛妻弁当をわざわざ私の近くで話題にしたり、週末の旅行を自慢げに報告したり、うんざりでした。
私への反発というか嫉妬させたいのだろうなと思ったけど、いい加減イヤになったので私も同じく『彼氏とラブラブな自分』を彼の周囲で話しました。
本当は彼氏はいないけれど、『体調が悪いときに部屋まですぐに来てくれる』『週末はお泊りでずっとイチャイチャしていた』など、彼ができないことをあえて話題にしていたら、あからさまに不機嫌になっていましたね。
彼氏が実在するかどうかなんて彼には確かめようがないし、『追っても無駄』がわかったのか、しばらくして妻と仲良し自慢は終わりました。
もちろん不倫していた私だって悪いけれど、別れた後までこんな未練がましい自分を平気で見せてくるのって、男としてどうなのと思いますね……」(33歳/セールス)
不倫相手に振られたら、妻との仲良しアピールで嫉妬を買おうとする既婚男性。
こんな器の狭い男性の話は多く見聞きしますが、既婚者だからこそ手を出せないのが独身者同士の自由な恋愛で、それを謳歌する姿を見せれば黙るしかありません。
追わせないのも上手な切り方で、「架空の彼氏」であっても効果はあるのですね。