「会社の上司と半年ほど不倫していました。
以前から憧れていた人で、飲み会のときに酔ったはずみで告白したらそのままホテルに連れていかれ、関係が始まりました。
いま思えばそんなことができる時点でこの人もおかしいのですが、そのときは上司に受け入れてもらえた自分に舞い上がっていて、冷静じゃなかったですね……。
半年で終わったのは、想像に反して彼の束縛がきつく、『会えない』と言うくせに私の行動を監視するような態度にうんざりしたからでした。
『別れたいです』と言ったら『わかった』と言ったのに、それから困ったのは彼が業務連絡を私用で使うこと。
異動で部署が変わりほっとしたのですが、書面の受け渡しで使う封筒に彼からの『忘れられない』というメモが入っていて、社会人としてありえないやり方にぞっとしました。
無視していたら『電話して』とスマホの番号を書いた紙まで入れてくるようになり、万が一私以外の人に見られたら大問題になると思い、考えた末に今いる部署の上司に相談しました。
そのまま伝えるのはもちろんアウトなので、『◯◯課長が仕事以外のメモを間違って封筒に入れてくるようで』とあくまでミスを強調し、気づいていないのかもしれませんと言いました。
上司が彼に話してくれたようでそれ以降はなくなりましたが、ここまで切羽詰まるような人と不倫したのがそもそも間違いで、二度としないと今も強く思っています」(29歳/総務)
自分の不倫を仕事にねじ込むのは本当に良くないと思いますが、業務連絡を利用してまだコンタクトを取ろうとする既婚男性には本当に恐怖を覚えます。
視野が狭くなっているこんな人には外部からの声が目を覚まさせるには効果的で、ありのままを伝えるのではなく相手を慮った言い方がまた正解。
不倫が露呈すれば困るのはお互いさまで、慎重に距離をとることを忘れてはいけません。