さらに、背中にあるファスナーを「横」につけているのもポイントだそうで、そうすることで「上半身だけ脱いで、カウンターに座ることが可能になる」設計だそう。

本家のふなっしーは「背中に縦」のファスナーらしいので、こうはいかないだろう。

驚くことに、「脱いで半分に折りたたんだ時に布団圧縮袋に入るサイズになっていて、圧縮して押し入れに収納できる」ということも考慮して作ったという!!

NOELさんの本業を聞いてみると、デザイン関係の仕事をしていて美大出身とのこと。「今は何でもパソコンでできちゃうから、実際に手で作っていた学生時代を思い出して楽しい」そう。やはり専門的な技術を持ち合わせているのだ。

はまっしーの衣装はNOELさん一人で「3日間徹夜で作った」とのこと! 材料はすべてユザワヤで購入し、製作費は1万円弱。

ここまで力を入れて仮装するのも、「野毛ハロウィンを盛り上げて、さらには横浜全体を盛り上げる大きなイベントにしたい」という思いがあるからだそう。

「本家のふなっしーさんに失礼のないように」ということで、動きや声もかなり研究されたとのこと。「トシもトシなんで、動きのキレや早さはなかなか真似できないんですが、声はそっくりって言われます!」とNOELさん。
 

ちなみに、ふなっしーとの関係だが、本人から(「これふなっしー??」と質問され)「きっと進撃の巨人コスなっしー」とツイートがあったそうだ。


はまっしーの今後の活動は未定。突然どこかに現れる可能性もあるが、特に決まってないとのことだった。

 

取材を終えて

さまざまな機能性まで考えられて作られたはまっしーの衣装に驚き、それがハロウィンのためだったと聞き驚き、実際は「遊びのため」だけじゃなく野毛や横浜全体の地域復興まで考えられていたという事実にまた驚いた。

ボランティアスタッフとして熱心に横浜F・マリノスのチラシを配布するハマトラスタッフの皆さんの「マリノス愛」にたくさん触れることができた取材となった。

 

※本記事は2013年11月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。

 
 

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