成田凌が主演するドラマ「転職の魔王様」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
「シェパードキャリア」の大阪支社設立が決まり、洋子(石田ゆり子)は、その立ち上げを来栖(成田)に任せると宣言。早速、来栖は下見のため出張することになり、千晴(小芝風花)は、これを機にひとり立ちすることに。
来栖の不在に不安を感じていたものの、「お守りから解放されて、晴れ晴れ、爽快です」という来栖の嫌みで、がぜんやる気に火が付いた千晴は、天間(白洲迅)のサポートのもと、大手レストランチェーンに勤務するシステムエンジニアの矢吹健一(高橋光臣)の面談に臨む。
健一は、妻と2人の娘との将来を考え、給料を今の2倍にしたいという。千晴は難しい条件に驚きつつも、異業種への挑戦を提案。
健一は面接を受けたいと意気込むが、実は転職の話は妻(大西礼芳)に内緒で、転職先が正式に決まってから伝えて喜ばせたいという。しかし、後にそれが家族間に大きなひずみを生むことに…。
放送終了後、SNS上には、「嫁が転職に反対する嫁ブロック、転職業界ではよくあることなんだなと初めて知った」「千晴ちゃんと来栖さんのコンビが良過ぎる。肝心な場面でパソコンがフリーズしたのはウケた」「魔王様が千晴に傘を差し出すシーンは、カッコ良過ぎて涙が出た」などの感想が投稿された。
また、今回は、来栖と千晴の過去のつながりが明らかになった。約3年前、来栖は事故に遭ったことで職場が異動になり、恋人とも破局。自暴自棄になっていた時期に、駅の階段から転げ落ちてしまうが、そこに通り掛かり、助けた人物が千晴だった。
当時、新卒社員で働くことを楽しみにしていた千晴は、来栖と雨宿りをしながら仕事への思いを語り、「止まない雨はないです。いつか必ず晴れる時が来ますから」と笑顔を見せる。そんな千晴の姿に来栖は救われたのだった。
2人の出会いのシーンについて、「すごく良かった。来栖と出会った時の千晴の笑顔が尊かった」「魔王様は、明るく前向きな千晴の姿に救われたんだね。感動してうるうるした」「来栖さんと千晴の出会いがすてきで、来栖さんが千晴のことを大切に思っている理由が分かった」といった声が寄せられた。
次回の最終話は、9月25日22時からカンテレ・フジテレビ系で放送。