今年の紅白、真の勝者は紅組でも白組でもなく……？
第1部中盤で北三陸とNHKホールを中継を結んで(という設定で)コーナーはスタート。その映像明けで審査員席の宮藤官九郎が天井を指差して「この上で撮ってます(笑)」と滝川クリステルか田中将大かに言っているような姿を見逃さなかった視聴者は、あるいはその後の展開も予測できたはず。
それでも、いざGMTスペシャルユニットfeat.アメ横女学園や潮騒のメモリーズ、小泉今日子(ではなく、天野春子)や薬師丸ひろ子(ではなく、鈴鹿ひろ美)、そして「あまちゃん」オールスターズが登場する度にネット上は大騒ぎに。
それもそのはず、小泉今日子(ではないが)は実に25年ぶり、薬師丸ひろ子(でもないが)に至っては意外にも初の出場だ(「セーラー服と機関銃」がヒットした1982年には、なぜか桜田淳子がこの曲で出場している)。Twitterのタイムラインは前年初出場したももクロが曲中の歌詞に(早見)あかりの名前を入れて歌った時にも劣らぬ祭り状態となった。
と、そんな余談で締めてしまうのも恐縮だが、今回の紅白歌合戦の真の勝者(語弊があるなら、陰の勝者)は紅組でも白組でもなく、あま組だった…ということで、良いでしょうか？
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