目先の学力ばかりに捉われてしまっている親は多いものです。
近頃は育児に関する情報が溢れかえっているため「何歳までに〇〇が出来ていなければいけない」などの情報に惑わされ、出来ていない子どもにどうしたら良いか分からずイライラしてしまっているママも多いと言います。
勉強は出来ることに越したことはありませんが、勉強ばかりに注力してしまい「勉強しなさい」と命令ばかりしているママは少なくありません。しかし勉強は本人が興味を持ち、自発的にするようになってこそ身に付くものです。
今回は、河村京子さんの著書『わが子が東大・京大に現役合格! 子どもの学力は12歳までの「母親の言葉」で決まる。』を参考に、子どもが自発的に勉強するようになる母の声掛けと心構えについてお伝えしたいと思います。
子どもが自発的に勉強するようになる?母の声掛けと心構えとは
「勉強しなさい」が口癖になっているママは多いですが、そもそも命令ばかりしていて子どもは自発的に動くようになるでしょうか。
会社であれば給料という対価をもらっている以上、命令ばかりでも自発的に動かざるをえない部分はありますが、家庭でも同じようにいくはずがありません。命令ばかりでは子どももうんざりしてしまいます。
では、叱らず命令せずに子どもが自発的に勉強するようになる方法はないでしょうか。
『わが子が東大・京大に現役合格! 子どもの学力は12歳までの「母親の言葉」で決まる。』にはそのヒントが書かれていますが、その中から1部をご紹介します。
情報という基準に子どもを当てはめることを止める
悩んだ時にサッと検索をして解決策を見つけることが出来るインターネットは育児においても大活躍ですが、その情報に振り回されてしまっているママは少なくありません。
育児にとって助けとなる情報は有難いですが、情報という基準に子どもを当てはめてしまうと「何歳までに〇〇が出来ていなければいけない」などと思い込み、出来ない子どもにイライラしてしまいます。
情報は頼り過ぎず参考程度に留め、出来ない子どもに対する声掛けには注意をし、子どもなりの成長を見守る姿勢が必要です。間違っても「何で出来ないの!?」と子どもを叱るような問いかけだけは避けたいですね。