「雪遊びは、こどもがもう少し大きくなってから」と考えているお父さん、お母さん。富士山2合目にある遊園地『ぐりんぱ』なら、都内から車で約100分で行けて、気軽にそり遊びやアイススケートが楽しめます。乳幼児が遊ぶ前提で施設・設備が整えられているので、おすすめですよ。
こどもは雪が大好き! でも親は……ためらいます。
私自身、4歳と2歳のこどもがいますが、「スノーレジャーは、まだ早いかなー」と漠然と考えていました。
昨年、東京でも大雪が降ったときに、こどもたちは大喜びしていたので、雪が大好きなのは知っているんです。
でも、スキーやスノーボードならまだしも、こどもに雪遊びをさせるためだけに雪国へ行くのは、どうなんでしょう。移動が大変だし、お金はかかるし。
苦労して行ったところで、そもそも乳幼児が雪国を楽しめるものなんでしょうか。すぐに「寒い」「冷たい」と泣き出して終わりになってしまうんじゃないか……などと考えていたのですが。
知人から、「ぐりんぱなら、乳幼児でも雪で遊べるよ」との情報をもらいました。
都内から車で約100分。これなら行けそう
『ぐりんぱ』は、富士山の2合目にある遊園地です(静岡県裾野市)。スキー&スノボが好きな方は、スキー場「スノータウンYeti(イエティ)」のすぐ隣、と言えばわかるでしょうか。
Googleマップで『ぐりんぱ』までの経路を調べてみると、たとえば渋谷駅からならば、東名高速道路を経由して、約120kmの距離。時間にすると、約100分です。
都内から近いですね。ドライブに2時間もかからないのであれば、こどもたちにもそれほど負担をかけずに済みそう。日帰りも余裕です。
「これなら!」ということで、フットワーク軽い我が家は、さっそく行ってみることにしました。
なお、東名高速道路を降りてから『ぐりんぱ』までは、天候次第ではタイヤチェーン(またはスタッドレスタイヤ)が必要になるそうです。
『ぐりんぱ』のホームページに、“本日の道路状況” が毎日更新されて、掲出されているので、チェックすると良さそうです。
今回、私たち家族は、天候が安定していたこともあり、ノーマルタイヤで行くことができました。が、それでも帰り道は、日中に溶け出した雪がいつ凍結するかとヒヤヒヤしたので、陽が高いうちに帰るか(14時台推奨。16時ではもう凍結しそうな感じでした)、でなければ滑り止めの手段を携行したほうが安心です。
雪がたくさん! そり遊びが楽しい
朝は7:30に出発しました。仕事や保育園に行くのとあまり変わらない時間に起きればいいだけので、楽なもんです。
一回だけ高速道路のサービスエリアでトイレ休憩をして、10時前にはのんびり園内に入れました。休日でしたが、渋滞はありませんでした。
いや、実際に行ってみると、やはり近いです。スキーやスノボで、長野県や新潟県のスキー場へ行くとなると、深夜に出発して早朝から滑り始める、なんて当たり前ですもんね。乳幼児連れではとてもそんな強行軍はできませんから。
『ぐりんぱ』に着くと、あたりはもう、雪がいっぱい。
こどもたちはスノーウェアを着ただけでテンションがあがり、園内に入る前に疲れてしまうんじゃないか、というくらいの大はしゃぎ。
まずはそり遊びから楽しむことにしました。そりは、レンタルもありますし、現地で販売もされていました。
写真を見てのとおり、そり遊び用ゲレンデ「つるつる坂のそり遊び」は、たいへん賑わっていました。
うちの子たちは、初めて見る一面の銀世界です。もう、そこにいるだけで嬉しいと言った感じで、4歳は一人で、2歳は母親と一緒にそり遊びを楽しみました。