BIGBANG(写真は西武ドーム公演のものです) 

アジアが世界に誇るモンスターグループ、BIGBANG(ビッグバン)が12月19日から21日までの3日間、東京ドームで海外アーティストでは初となる6大ドームツアー東京公演を開催。21日のファイナルでは、3時間半に渡るステージで全31曲を披露、超満員5万5000人を熱狂させた。

メンバーの登場を待ちわびるファンのテンションは、開演前からすでに“High High”。『FANTASTIC BABY』の映像に合わせて、黄色い王冠型のペンライトを振って「ワォ! ファンタスティック・ベイビィ」と声を揃える光景はまさに“ファンタスティック”だ。

事務所の後輩である5人組ボーイズグループ、WINNER(ウィナー)がオープニング・アクトを務め、2曲を披露し、会場を暖めると、ファンもスタンバイOK。

白い幕が落ち、ステージ上方にバックライトに照らされた5人のシルエットが浮かび上がる。ペンライトが一層激しく揺れ、会場が大歓声に包まれる中、赤いタータンチェックの衣装に身を包んだメンバーが吊りステージに乗って登場。

会場の合唱とともに『HaruHaru』を歌いながらゆっくりと下降し、最後にG-DRAGONが投げキッスをすると、ファンは黄色い悲鳴を上げた。

『BLUE』『BAD BOY』と続き、ファンはメンバーの一挙手一投足に釘付け。G-DRAGONがサングラスを外すとまたまた歓声が沸き起こる。しっとりとしたオープニングながらも、すでに観客はヒートアップし、会場は黄色いうねりが起こっていた。

 

G-DRAGONが「wassup? make some noise! 東京の皆さん、久しぶり~。今日はよろしくね」とあいさつ。D-LITEが「楽しむ準備はできましたか?」と呼びかけ、SOLが『BAD BOY』のバンド演奏に合わせて、観客とコール&レスポンスであおると、アップテンポな『ガラガラ GO!!』で一気にクラブ空間へGO! 

しっとりしたオープニングとは一転、ステージを縦横無尽に駆け回り、楽しそうに“遊ぶ”メンバー。『HANDS UP』では、ステージ上に組まれた階段を主にした立体的なセットをのぼり、華麗にポールを滑り降りる姿に歓声が上がった。