【個性がキラリ ソロ・ステージ(1)V.I~D-LITE】
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トップバッターはV.I。昨年は、ソロ・アルバムをリリースした他、日本で多数のバラエティ番組に出演。「スンちゃん」(スンリ=V.I)の愛称で日本のお茶の間にも親しまれた彼だが、パフォーマンスではすっかりアーティストの顔に。2013年は、ソロ活動で個々のスキルを磨いたBIGBANG。その集大成とばかりに、ソロ・ステージでは個々のスキルを爆発させた。
「盛り上がって行きましょう!!」と叫ぶと、『LET'S TALK ABOUT LOVE』と『僕を見つめて[GATTA TALK TO U]』のメドレーで、女性ダンサーと絡みながらセクシーさをアピール。
女性ダンサーを追いかけ、立体ステージを駆け上り、ポールで下降……と、この一連の流れは、オトナの雰囲気たっぷり。そして、会場の「スンちゃん」コールを浴びると、「もっとテンション上げて」とあおり、『WHAT CAN I DO』で盛り上げた。
続いては、圧倒的な歌唱力を誇るD-LITEが登場。昨年は、ソロ・カバー・アルバムをリリースし、全国ツアーで約10万2000人を熱狂させたD-LITE。ソロ・ステージは、その実績に裏打ちされた自信が溢れていた。
本名の「カン・デソン」コールに迎えられたD-LITEは、鳥カゴを模したセットの中から登場。『WINGS』を熱唱し、まるで羽根を広げるがごとく、伸びやかな歌声を会場いっぱいに響かせる。
「皆さんの熱気で、もっと会場が熱くなってほしいな!」とあおると、『じょいふる』でさらなる高みへ。向けられた人を笑顔にしてしまうD-LITEの笑顔のような、元気いっぱいの弾けた歓喜のステージは素直に楽しい。
D-LITEの音頭に合わせて、5万5000人が声を合わせ、一斉にジャンプ。パフォーマーと観客の息がぴったりと合わさったステージだった。
ふたりのソロ・ステージ後のMCでは、D-LITEのステージに触発されたSOLが『じょいふる』を口ずさみ、それに合わせてG-DRAGONが踊りながら登場。T.O.Pは、D-LITEのパフォーマンスは「ホントにヤバイ(最高)です」とニヤリ。G-DRAGONは「スンちゃんのステージもスゴかったです」と絶賛していた。