詰め寄らない

では、どうやって逆プロポーズを成功させるのか。思いが募ると「早く結婚してよっ」と詰寄りたくなりますが、一度、冷静になった方が良さそうです。

強引に結婚を迫ると、男性は引いてしまいます。だからといって、おとなしく待つわけにもいきませんから、タイミングを上手に計ることが重要。

逆プロポーズに成功したアラサーの友人B子ちゃんは、家族に彼を紹介したタイミングで逆プロポーズしたのが成功要因だったそう。

「今付き合ってる人を紹介する」という気軽さで、家族に彼氏を紹介すると、意外にもB子ちゃんの両親、兄弟と意気投合。妹そっちのけで、男だけでお酒を酌み交わし、盛り上がり、彼は、彼女の家族や地元に好印象を持ったようです。そのタイミングで逆プロポーズすると、結婚へと話が進みました。

以前はB子ちゃんも、「結婚したい」と彼に詰め寄っていました。彼にも感情があって、状況がありますから、それを上手に見極めることが大切!

 

「本当はプロポーズしてほしかった」と後悔しない

私も、「結婚してください」と片膝をついた彼に指輪を渡されたい…と夢見ています。でも、逆プロポーズでは、その夢を果たせないのです…。

逆プロポーズ女子が「彼にプロポーズされたかった」とこぼしました。でも、結婚できたなら、結果オーライですよね。それまでの彼女は「彼に、まだ結婚するつもりがないと言われた」と嘆いていたのですから。

いちばんの無念は、自分から行動を起こさず、結婚できないことですよね?

 

応援団を結成する

一般的ではないと思いがちな逆プロポーズ。悩むことも迷うことも多いようです。背中を押してくれる、親、友人、相手の親に応援してもらえれば、挫けません。

先にも登場したB子ちゃんは、彼の親、自分の両親、兄弟、友人が、逆プロポーズ応援団です。結婚までの道筋をどうつけていくか、それぞれが助言し、実際に彼女のために行動し、青写真だった結婚を、リアルなものにしていきました。一番頑張っているのはB子ちゃん本人ですが、結婚を応援し、後押ししてくれる人が多いことで、結婚までの道のりがスムーズになっているようです。

逆プロポーズを決意したなら、迷った時にも、冷静にアドバイスしてくれる応援団を結成しておきましょう。


「逆プロポーズなんて自分には無理!」と思わず、彼と結婚するために、選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?

大学院卒業後、銀座のクラブホステスになるという異色の経歴の持ち主。「銀ホスライター」として、老舗クラブで磨いたコミュニケーション術&営業テクニックを、悩めるビジネスパーソンに向けて紹介。恋愛・結婚・出産など、女性にとって身近な問題を研究し「今よりちょっとだけ人生を豊かにする方法」を提案しています。