2. 手作りの貝殻ネックレス

彼女の誕生日には、心を込めて手作りのプレゼントを贈ってくる彼氏もいるようです。しかし出来によっては、彼女にとっては困惑する贈り物になるようで…。

「今もお付き合いしている彼が、付き合って最初のクリスマスに、貝殻で作った手作りのネックレスをくれました。

ちょうどその年の夏に、ふたりで沖縄に旅行に行っていたので、その時に拾った貝殻を使って作ってくれたみたいでした…。

だけど、真冬なのに貝殻とかありえないし、仕上がりもイマイチで、いかにも手作りって感じで外に着けていけるようなものではありませんでした。

嬉しそうに渡してきたので一応、お礼は言いましたけど…。それからしばらくの間は『あのネックレス、してきなよ!』って言われて、傷つけないように断るのが大変でしたよ!」(29歳・サービス業)

愛情たっぷりの贈り物とは言え、さすがに貝殻のネックレスを日常生活で使うとなると、服装も限られそうです。確かにこれは、思わず(えっ!?)ってなりますね。

3. ドラッグストアで買ったシャンプーセット

誕生日のプレゼントが日用品だったことで、思わず彼のセンスを疑ってしまった彼女もいました。

「元カレが私の誕生日に、ドラッグストアの袋を持って、約束のレストランにきたんです。

その日はイタリアンを食べることになっていて、私は少しだけおしゃれして出かけていたんですけど…。変だなと思っていたら『はい、これ!誕生日プレゼント』って、そのビニール袋を渡してきました。

袋の中には、シャンプーとコンディショナーが入っていて、それが誕生日プレゼントだったんです……!

普段私が使っているメーカーのものでもないし、ラッピングもないし。全然、特別感のない贈り物に、度肝を抜かれて、一瞬固まってしまいました…。その彼のことが、その日から妙に嫌になってしまって、結局1ヶ月後に別れました」(26歳・秘書)

彼としてはプレゼントを買いに行く時間がなくて、取り急ぎドラッグストアで彼女の好きそうなものを買ったのでしょうか。

実用品はあっても困らないけれど、イベント感がゼロになるだけに、これは思わず二度見してしまいますね…。

誕生日やクリスマスなどのイベントでは、彼からのプレゼントを楽しみにしている女性だって多いですよね。

それなのに、二度見してしまうほど不可解なプレゼントを貰ってしまったら…。気持ちは嬉しくとも、思わずがっかりしてしまう女性も多いのではないでしょうか。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」