3. 好きなものや共通の趣味にとらわれすぎている

好きなものや共通の趣味は価値観を探るうえで大切ではありますが、アプリに限った話ではなく交際や結婚に至ってうまくいくカップルは、むしろ苦手なものや嫌悪対象が似ているタイプです。

マッチングアプリでの出会いでは、初期段階のメッセージで「好きな食べ物」や「好きな動物」「好きなタイプ」など、あらゆる好きなものチェックをする人も少なくないのですが、現実にはそれを聞いたところで、さほどの相性診断はできません。

会話のとっかかりとしては悪くないものの、人間の「好きなもの」や「好きな食べ物」なんて似たり寄ったり。

「焼肉が好き」「お寿司が好き」「犬が好き」などの会話を引き出したところで、それを基準に相性や価値観を探るのは、ほぼ不可能です。

「何が好き?」と質問をすれば相手からメッセージが返ってきやすくなるので、こういった質問を繰り返す人もいますが、やり取りがダラダラ続いたとしても、相手は礼儀として返信をしているだけかもしれず脈アリとは限りません。

好きなものが似ていたり共通の趣味があったりすれば会話は広がりやすくなりますが、そこにとらわれすぎている人ほど、本来は相性が良くない相手に固執して失敗しやすいのです。