【事例2】結婚詐欺に遭った名家のOL。男性不信から結婚願望を封印して愛人に…

一般企業のOLだった清美さん(35歳・仮名)は東海地方にある名家のお嬢さん。でも、過去に家柄目的の男性とのお付き合いで痛い目に遭っていたので、秘密にしていました。

20代後半から婚活をしていた清美さんでしたが縁に巡り合えず、32歳の時に婚活パーティ―で知り合った二代目経営者と称する40歳の男と交際。

夜景の綺麗なレストランで食事をしたり、ドライブしたりとデートを楽しみ、半年後に婚約。その後「ふたりの将来のために」と投資に誘われ、いつの間にか男性に渡す金額が500万を超えてしまったそうです。

「投資はいいから結婚しましょう」と持ち掛けると、だんだん連絡がなくなり、不信に感じた清美さんが彼の会社に乗り込むと、そこで結婚詐欺の被害に遭ったことを知ります。

男性にすっかり失望した清美さんは結婚に対する意欲がなくなり、人生を立て直す気力もなくなります。とうとう会社を辞めて、好きなゴルフ関係のバイトをするように。

そこで知りあった40代半ばの男性に誘われてゴルフを楽しんでいるうちに、男女の関係になります。

ところが、その男性が既婚だったのです。

騙されたとわかると、悲しみよりも「受け入れる」ことを選んだ清美さん。自分から「愛人にして」と進んで申し出て、毎月10万円をもらっていると言います。

「結婚を諦めたけど、寂しいんでしょうね」と清美さん。

愛人という名のもとに、結婚願望を封印したという清美さんですが、心の奥底では自分を愛してくれる人をずっと求めているような気がします。