警視庁とJAFの調査によると「チャイルドシートを正しく装着している割合」は、36.1%。つまり、3人に2人は間違った装着をしていることになるが、そうなると「うちは大丈夫?」と不安になる人も多いかもしれない。

参考:【チャイルドシート】3人に2人は装着法に誤りあり! 装着率は6割程度! あなたは大丈夫?[https://ure.pia.co.jp/articles/-/21127]

そんな人たちのためにJAFでは、自家用車にチャイルドシートを装備している家族に向け、装着状況を点検するイベント「チャイルドシート チェックアップイベント」を開催している。

そこで今回は早速開催場所の「トイザらス・ベビーザらス 武蔵村山店」へ足を運び、我が家のシート点検をお願いしてみることに。

 

うちは大丈夫? 装着方法をチェック

我が家の場合は子供が6歳なので、「ジュニアシート」を使用している。ブランドはドイツ製の「レカロ」で、複雑な取り付けは必要ない。基本、シートに置くだけでOK。

それ故に正直、購入してからほとんど取扱説明書を読んでいなかった。ネット通販で購入しているので、当然ながら詳しい人からの取り付けに関する説明は一切受けていない。まあジュニアシートだし、大丈夫じゃない? とう認識である。

そんなお気楽モードで「チャイルドシート チェックアップイベント」に向かった我が一家。到着すると、早速JAFのスタッフが点検してくれることに。今回点検を担当してくれたのは、JAF東京支部事業課の新井友也さんだ。

「僕! 1人でベルトつけられるんだよ! 」

ジュニアシートに座り、まず自信満々でベルトを自ら取り付ける我が息子。「お~すごいね! 」と新井さんは褒めてくれるが、装着されたベルトとジュニアシートをみて、一言。

「う~ん、いろいろと惜しいですね。では1つ1つポイントを解説していきましょう! 」

 

ポイント1: ベルトを通す場所

「この製品は、首の横にある赤い部分と、それぞれ腕を置く下の赤い部分にベルトを通します。シートで赤くなっているのはデザインじゃなくて、『ここはベルトを通す場所』という目印なんです」(新井さん)

へ~そうなんですか! おもいっきりデザインかと思っていました!

さらに続けて
「お子さんが自分で装着すると、どうしてもうまく通せないケースもあります。できれば親御さんがしっかり装着してあげたほうがいいですね」とのこと。

現に今回も息子がベルトを装着したので、通さなくてはいけない部分が1つスルーしていたのだ。気をつけなくては。