延べ体験人数1,000万人突破!ハウス食品グループ「はじめてクッキング」教室 4月1日(月)より2024年度の募集を開始

子どもの未来を応援するハウス食品グループでは、「自分で作って食べる」ことを体験し、食への興味をもっと広げてほしいという願いから、全国の園児を対象に1996年から「はじめてクッキング」教室を展開しています。これまでに延べ1,000万人以上の子ども達が幼稚園・保育所・認定こども園で初めてのカレー作りを体験しています。2024年度の参加園募集開始に先駆け、料理体験が子どもにどのような影響を与えるのか、今春小学校に入学する子どもの初めての料理を一緒に経験した保護者1,000人を対象に調査を行いました。主な調査結果は以下の通りです。

保護者の98.1%が「子どもの成長に料理の体験は重要」。料理体験で食への関心を高め、成長することを期待
- 保護者の98.4%が「子どもにはより多くの体験・経験をさせてあげたい」、98.1%が「子どもの成長に料理の体験は重要」。
- 子どもは料理体験を通じて「食べ物に関する興味・関心」「食べ物への感謝の気持ち」等に加え、「自分で考える力」「自分への自信・肯定感の醸成」「物事を順番に進める力」「生きる力・生活力」が身に付くと保護者は考えている。

子ども自身も料理体験を通じて、成功したという自信につなげ、料理への向上心を育んでいる
- 料理経験のある子どもの89.6%が「料理が好き」と回答。自分で作った料理を食べて「いつもより美味しい」と感じ、「料理をできるようになった」といった成功体験を得ることができている。また、「ほかの料理も作りたい」「もっと美味しく作りたい」といった料理への向上心も生まれている。
- 子どもが一番好きなお手伝いは「料理、料理のお手伝い」。

初めての料理は保護者世代より約1年早まる。定番は「おにぎり」「カレー」、次に作りたいのは「ハンバーグ」「カレー」
- 子どもが初めて料理をした年齢は平均3.97歳。保護者が初めて料理をした年齢は平均4.87歳。今の子どもの方が初めて料理をするタイミングが早期化しているという結果に。
- 子ども世代が初めて作った料理は1位「おにぎり」、2位「ホットケーキ」、3位「カレー」。保護者世代が子どもの頃に初めて作った料理は1位「おにぎり」、2位「目玉焼き」、3位「カレー」。世代を通じて、おにぎりとカレーは初めての料理の定番メニュー。
- 初めての料理がカレーの子どもは、より高度な工程を任される傾向に。
- 子どもがこれから作りたい料理は「ハンバーグ」「カレー」「おにぎり」。男児1位は「カレー」、女児1位は「ハンバーグ」。

ハウス食品グループ「子どもの初めての料理体験」調査概要 
■実施時期:2024年2月6日(火)~ 2月10日(土)
■調査手法:インターネット調査
■調査対象:この春小学校に入学する子どもを持つ全国の保護者のうち、子どもの初めての料理に立ち会い、子どもと一緒に料理をしたことがある保護者1,000人(子どもの回答は保護者が子どもに聞いてそのまま入力)
■調査委託先:電通マクロミルインサイト
★構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

延べ1,000万人以上の園児が参加「はじめてクッキング」教室 2024年度募集を4月1日(月)より開始

【子どもの成長と料理経験】
この春、小学校に入学する子どもがいる保護者のうち、子どもの初めての料理に立ち会い、子どもと一緒に料理をしたことがある保護者の男女1,000人を対象に、子どもの料理に関する調査を行いました。

保護者の98.4%が子どもには自分の子どもの時より多くの体験・経験をさせたいと考え、98.1%が「料理の体験は子どもの成長に重要」と考えている

まず、子どもには自分の子どもの時より多くの体験・経験をさせてあげたいと思うかを聞くと、70.4%が「そう思う」、28.0%が「ややそう思う」と答え、合わせて98.4%の保護者が、子どもにはより多くの体験・経験をさせたいと考えています[図1]。また、子どもの成長に料理の体験は重要だと思うかと聞くと、69.7%が「重要だと思う」、28.4%が「やや重要だと思う」と答え、保護者の98.1%が料理の体験は子どもの成長に重要と考えていることが分かります[図2]。


なぜ子どもの成長に料理体験が重要だと思うかを自由回答で聞くと、「男女関係なく料理ができるようになってほしいと考えているから」(女性20代)、「食べ物を大切にする気持ちや料理することの大変さを知ることができる」(男性30代)、「自分でできることが自信につながると思うから」(女性30代)など、料理体験を通じてさまざまなことを学び、成長してほしいという意見が多数寄せられました。

子どもの成長に料理体験が重要だと思う理由(自由回答)
Q.子どもの成長に料理の体験をすることが重要だと思う理由は何ですか?
子どもの成長に料理体験が重要だと思う保護者(n=981) 
- 自らの成長に欠かせない食事を、自らの手で用意するという体験が、人生を学ぶことにつながると思ったから(女性20代)
- 体験することで学びが深まるから(女性20代)
- 包丁ややけども怖いけれど、危ない・怖いを経験させることも重要だと思う(女性20代)
- 五感を使って体感できることだから(男性20代)
- 一つの料理が完成するまでの工程を考えることは、日々のタスクをこなす上で効率的な方法を考えるのに役立つから(女性30代)
- 自分で一生懸命作ったものを、美味しいと食べてもらえたときの気持ちを大切にしてほしい(女性30代)
- 料理はマルチタスクなので効率的な考え方が学べると思うから(男性30代)
- 特に正解が決まっているわけではないので、自分で考えて創作しながら進められることに意味があると思うから(男性30代)
- 力加減の工夫やどのようにして料理ができるのか、その過程を経験することで人生の糧になるから(男性30代)
- 好き嫌いが無くなると思うから(女性40代)
- 一緒に共有することでコミュニケーションが生まれ、また親が助かることを感じることができるから(女性40代)
- 自分で作った料理は美味しいだろうし、達成感を味わうことができる。また、料理=お母さんという考えを持ってほしくない(女性40代)
- 生産者が作った素材に触れて調理することで残さずにきれいに食べることにもつながると思う(男性40代)
- 料理の道具を使う上で安全性を体験することや、工程を一緒に考えながら行うことで、コミュニケーションが図れる(男性40代)
- お手伝いを進んですることで、自立心が高まるようになると思う(男性40代)
- 思考と感情の整理になる。健康を考えるようになる。生活力が身に付く(男性40代)

【初めて料理した年齢の早期化】

初めて料理をした年齢、子ども世代平均3.97歳、保護者世代平均4.87歳 と約1年早まる

初めて料理をした年齢については、今春小学校に入学する子どもが初めて料理をした年齢は、「3歳」(24.4%)・「4歳」(24.2%)がボリュームゾーンで、平均すると3.97歳となりました。一方、保護者自身が子どもの頃に初めて料理をした年齢を、子どもと条件を同じくするため、「6歳以下」と答えた417人を対象に見ると、「5歳」(29.0%)・「6歳」(39.3%)がボリュームゾーンで、平均年齢は4.87歳となっています[図3]。保護者世代に比べると、今の子ども世代の方が0.9歳、約1年も早く料理体験をしていることが分かります。



料理体験によって、子どもが食への興味や感謝を抱き、成長することを保護者は期待している

保護者に、料理体験を通じて子どもに身に付くと思うことを聞くと、「食べ物に関する興味・関心」(75.3%)、「食べ物への感謝の気持ち」(59.0%)、「食べ物に関する知識」(55.8%)など、食に関することが上位に挙げられました。また、およそ半数が「自分で考える力」(46.8%)を挙げ、約4割が「自分への自信・肯定感の醸成」(42.7%)、「物事を順番に進める力」(40.3%)、「生きる力・生活力」(39.6%)を挙げていることから、子ども自身の成長も期待していることが分かります[図4]。


【子どもの初めて料理の定番は、今も昔も「おにぎり」と「カレー」】

料理経験のある子どもの89.6%が料理好き。「楽しいから」「美味しいと言ってもらえてうれしいから」

子ども自身に料理をすることは好きか聞くと、50.0%が「好き」、39.6%が「やや好き」と答え、合わせて89.6%が料理をすることが好きと答えています[図5]。料理のどんなところが好きか具体的に聞くと、「作るのが楽しいから」(男児)、「楽しいし、美味しくできたものをみんなに食べてほしいから」(女児)など、料理をすることが楽しいというだけでなく、みんなに喜んでもらえるという意識が既に芽生えていることが分かりました。


初めて作った料理、子どもも保護者も1位「おにぎり」、 3位「カレー」。初めての料理の定番メニューに

保護者に子どもが初めて作った料理を聞くと、1位「おにぎり」(16.8%)、2位「(食事としての)ホットケーキ」(9.6%)、3位「カレー」(9.3%)の順となりました。また、保護者自身が子どもの頃に初めて作った料理は、「おにぎり」(11.6%)、「目玉焼き」(8.7%)、「カレー」(6.4%)の順であり、おにぎりとカレーは時代が変わっても不動の人気を誇る初めて料理の定番となっていることが分かりました[図6]。


【初めての料理にカレーを選ぶのは「子どもが好き」だから】

子どもが作る初めての料理メニューは「簡単だから」選ぶが、カレーは「子どもが好きだから」選ばれる

前述図6で子どもが初めて作った料理を覚えていると答えた保護者947人に、子どもが初めて作った料理を選んだ理由を聞きました。すると、全体では「調理工程が簡単だから」(55.1%)が最も高く、次いで「子どもが好きな料理だから」(40.8%)、「子どもが手伝える工程がある・多いから」(39.1%)、「子どもが作りたいと言ったから」(39.0%)などが挙げられました。一方、子どもが初めて作った料理が「カレー」と答えた保護者では、「調理工程が簡単だから」(46.2%)より「子どもが好きな料理だから」(51.6%)と答えた人の方が多くなっています[図7]。
カレーは、簡単だからというよりも「子どもが好き」だから、子どもの初めての料理に選ばれています。


子どもが初めての料理で手伝うのは安全で簡単な工程が多い。一方カレー作りでは「切る」「むく」など高度な工程が任される

では、初めての料理で子どもにどんな工程を手伝ってもらったかと聞くと、全体では「食材を混ぜる・和える」(40.5%)、「卵を割る」(30.9%)、「食材を洗う」(29.4%)、「食材を手でちぎる・割く・割る」(28.7%)、「料理をお皿に盛り付ける」(25.0%)など、比較的安全で簡単なことを手伝ってもらうことが多いようです。
一方、子どもが初めて作った料理が「カレー」の場合、「食材を包丁で切る(子ども用含む)」(53.8%)が最も多く、次いで「食材を洗う」(46.2%)、「食材の皮をむく」(45.2%)の順となっています。カレーを作る場合、ほかの料理(全体)と比べてより高度な工程を手伝ってもらう傾向があり、「食材を包丁で切る」は全体22.1%に対しカレー53.8%と31.7ポイント、「食材の皮をむく」は全体17.7%に対しカレー45.2%と27.5ポイントもの差が見られました[図8]。


【子どもがこれから作ってみたい料理は、「カレー」「ハンバーグ」】

子どもが好きな料理の工程の1位は「卵を割る」。初めて作った料理が「カレー」の子どもは「包丁で切る」が1位

料理をする中で好きな工程を子ども自身に聞くと、全体では「卵を割る」(41.8%)、「食材を混ぜる・和える」(41.3%)、「食材を包丁で切る(子ども用含む)」(41.0%)の順となりました。一方、初めて作った料理が「カレー」の子どもでは、「食材を包丁で切る(子ども用含む)」(48.4%、全体より7.4ポイント高い)と答えた子どもが最も多く、次いで「食材の皮をむく」(29.0%、全体より5.8ポイント高い)、「食材を洗う」(26.9%、全体より5.6ポイント高い)の順となりました[図9]。
初めて作った料理が「カレー」の子どもは、ほかの料理を作った子どもと比べ、より難易度の高い工程を楽しむ傾向が見られました。


これから作ってみたい料理では、男の子も女の子も「カレー」や「ハンバーグ」が人気

初めての料理ではさまざまなメニューに挑戦している子どもたちですが、次はどんな料理を作ってみたいか聞くと、全体では「ハンバーグ」(48.5%)、「カレー」(43.9%)、「おにぎり」(37.5%)の順となりました。性別で見ると男児では「カレー」(46.2%)、「ハンバーグ」(44.6%)、「おにぎり」(38.4%)、女児では「ハンバーグ」(52.4%)、「カレー」(41.6%)、「サンドイッチ」(37.4%)の順となり、カレーやハンバーグが男の子も女の子も作ってみたい料理として人気が高いことが分かります[図10]。


【初めての料理を作るだけでなく、作ったものを食べることでも心を成長させる】

子どもは自分で作った料理を食べたとき、「いつもより美味しい」と感じるほか、料理が成功したという自信につなげ、料理への向上心を育んでいる

自分で作った料理を食べたときにどう感じたか、子ども自身に聞きました。すると、「いつもより美味しいと思った」(94.9%)をはじめ、「自分は料理をできるようになったんだと思った」(91.4%)、「ほかの料理も作ってみたいと思った」(90.9%)、「もっと美味しく作りたいと思った」(90.7%)、「家族やお友達に料理を作ってあげたいと思った」(90.5%)が上位に挙がりました。自分で作った料理を食べたとき、子どもの感情はポジティブな反応が多く、9割以上が料理をできるようになった!という成功体験を得ているほか、ほかの料理も作りたい、もっと美味しく作りたいという向上心も醸成しています[図11]。子どもが自分で料理を作ることは、子どもの心の成長にも大きく役立っているといえそうです。


子どもが普段するお手伝いは「おもちゃの片付け」だが、一番好きなお手伝いは「料理・料理のお手伝い」

子どもに普段行っているお手伝いを聞くと、「おもちゃを片付ける」(68.5%)が最も高く、次いで「食器の片付け」(47.7%)、「食器を机に並べる」(46.6%)、「料理を机に運ぶ」(46.2%)と続き、「料理、料理のお手伝い」(42.7%)の実施率は5番目でした。一方、一番好きなお手伝いを一つだけ挙げてもらうと、「料理、料理のお手伝い」(21.5%)がずば抜けて高くなりました[図12]。子どもにとって料理や料理のお手伝いは、最も楽しいお手伝いと認識されているようです。


【小学生になったら…子どもがやってみたいこと、子どもに挑戦してほしいこと】

子どもが小学生になったらやってみたいこと、「料理」は「勉強」に次いで2位

最後に、小学生になったらやってみたいことを子どもに聞きました。すると、「勉強」(40.3%)、「料理」(33.5%)、「一人でのおつかい・買い物」(32.3%)、「自転車に乗る」(31.1%)、「同世代の友達との交流」(30.9%)の順となりました。料理は勉強に次いで第2位であり、子どもの約3人に1人が料理をやってみたいと答えています。
一方、子どもと同じ選択肢を保護者に提示し、子どもが小学校に入学するのを機にどのようなことに挑戦してほしいかと聞くと、「同世代の友達との交流」(54.1%)、「掃除・片付け」(48.4%)、「勉強」(44.9%)、「スポーツ」(42.9%)、「料理」(38.7%)の順となりました。多くの保護者が「友達との交流」「掃除・片付け」を望んでおり、また保護者の約4割が「料理」に挑戦してほしいと願っています[図13]。


【ハウス食品グループ「はじめてクッキング」教室について】
https://housefoods-group.com/activity/event/h_cooking/ ※3月29日更新予定


今回の調査でも明らかになったように、料理経験がある子どもの約9割が「料理好き」で、自分が作った料理を食べることで、料理が成功したという自信をつけ、もっと美味しく作りたい、ほかの料理も作りたいとチャレンジ精神を向上させています。子どもの料理体験は子どもの心の成長に大きく寄与していると推察されます。




ハウス食品グループでは、「自分で作って食べる」ことを体験し、食への興味をもっと広げてほしいという願いから、小学校入学前の幼児を対象に、株式会社メイトとともに「はじめてクッキング」教室を展開しています。1996年から始まったこの活動は、2024年で29年目を迎え、延べ1,000万人を超える子どもたちが、それぞれの幼稚園・保育所・認定こども園で初めてのカレー作りを体験しています。
自分の手で食材に触れて食べ物の大切さを知り、みんなで料理する楽しさや食べる喜びを感じることができる「はじめてクッキング」教室。ハウス食品グループは、子どもたちの健やかな成長を応援するために、この活動に取り組んでいます。
今回、2024年度の「はじめてクッキング」教室の参加園を4月1日より募集します。




【「はじめてクッキング」教室のポイント】

カレークッキングで、子どもたちの健やかな心と体の成長を応援
子どもたちの大好きなカレーを自分の手で作って食べることにより、食材に触れて食べ物の大切さを知ったり、みんなで料理する楽しさや食べる喜びを感じたりする機会をつくること、またその経験によって得られる心と体の成長を応援しています。

たくさんの園児が参加する大きな食育活動
2005年に食育基本法が制定され、翌2006年には食育推進基本計画が発表されました。その年の「地域に根ざした食育コンクール」でこの活動が特別賞 審査員奨励賞を受賞したことは大きな意義があり、その後も毎年全国でたくさんの園児たちが参加する大きな食育活動となっています。

家庭での親子クッキングを応援!
園でのクッキング体験を通じて、家庭でのお手伝いや親子クッキングを実施していただくためのハウス「バーモントカレー」や「リーフレット」を配布しています。

【2024年度募集概要】
□応募園数 5,000園
□選考方法 応募先着順
□応募資格
2024年5月10日(金)から2024年10月31日(木)までの期間で、「はじめてクッキング」教室を実施していただける幼稚園・保育所・認定こども園。
□応募方法
応募用紙(PDFファイル)をダウンロードし、印刷したものに必要事項を記入の上、FAXか郵送で送付
※詳細は以下URLからご確認ください。(4月1日更新予定)
  https://www.meito.jp/c-hajimete/oubo/index.html
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