――改めてご自身のの基本を。
MORRIE:そう、いつもそこに戻ってきますね、僕はいつもそれしか興味ないみたい。一番エキサイトするのはそこなんで、あとは音楽やってるから、歌うのも肉体労働ですからちゃんとケアもしないとね、きっちり性能をキープするというか。
まぁ肉体使って歌うしかないからさ。できるだけ肉体の性能をキッチリしときたいっていう、それだけですよ、それが僕の人生ですね。
ライブというものは、現状のテクノロジーではごまかしがきかない。やっぱりミュージシャンとして真価を問われるのはそこなんで。
何て言うんかなー…、エネルギーというか、念っていうか、そういうのも含めて肉体を通じて波動を出すっていう。そのツールとしての肉体。僕にとって肉体は機械ですね、ある意味。いつも肉体は他人事っぽいっていうか。
――他人事というか自分が確実にコントロールできるものとして肉体があるみたいな印象を受けます。
MORRIE:やはり、さっきも言ったように、肉体、肉塊があってそこに宿ってる、自分が自分であるところの自分、こっちがもう僕なんです、完全に。
精神と肉体というとちょっと二元論っぽくなっちゃって誤解があるかもしれないけど…。
心の持ちようっていうか精神のありようで、ほとんどの場合に肉体はコントロールできるのは経験上分かってるんです。
やっぱりトップアスリートでも最後は精神論というか、いかに平常心を保つかみたいなところに行くでしょう? 緊張したりある種のノイズがあると絶対にまずできないんですよ、常に平常心。風が吹くと風と共になびく、そういう境地。
強がりをしても駄目なんですよ、気張らず自然な風が吹けば、その風と共に舞う木の葉のように…みたいなですかね。それが理想かな。そのためのツールとしての肉体をいつもベストな状態でキープできればいいんです。
――今後の話なんですけど、ソロアルバムのリリースはもう決まってますか?
MORRIE:そうですね、年内中には出したいですね。
――ライブでは発表されてる新曲もありますよね。
MORRIE:そうだね、ライブでは6曲やってるのかな。曲自体はね、いっぱいあって、あとは方向性キッチリ決めて今煮詰めてるところです。
――約20年ぶりのソロアルバムになりますけど、そういう実感はありますか?
MORRIE:2006年からCreature Creatureで3枚、DEADENDでも2枚出してるんであんまりそういう感じはないですね。ソロはおそらくは全く違う感じになるとは思うけど。
参加メンバーはもちろんライブでやってもらってる人たちが中心になりますが、全部それで行く、って感じでもなく曲によって色んな人とやりたいなと思っています。
――DEADENDの今後の動きは。
MORRIE:それ僕に聞かないでください(笑)。
――今年の夏にはCreature Creatureのライブは決まってますね。タイトルは「エロスの犬たち」だそうで。
MORRIE:まぁ夏やしねぇ、これまでタナトス、タナトスといつも言ってたんで、たまにはエロスかなって。
――気分の問題なのですか。
MORRIE:そうですよ。根本はさっき言ったことだけど、あとはもう気分ですよ。ハッキリ言って、人生死ぬまでの暇つぶしなんで、好きなように楽しくいきたいものです。
CREATURE CREATURE 夏LIVE
●CREATURE CREATURE LIVE2014 エロスの犬たち-Dogs Of Eros-
7/18(金) 新宿BLAZE
7/26(土) 梅田Zeela
7/27(日) 梅田Zeela
MORRIEソロライブ
●鹿鳴館伝説 PART IV~MORRIE SOLO LIVE "Boys of the Flesh"
2014年5月5日(月・祝)
目黒・鹿鳴館(東京)
前売 \6,500 当日 ¥6,900(税込)※整理番号入
開場 17:00 / 開演 17:30
入場時ドリンク代別途必要
【Info】 鹿鳴館:TEL. 03-3494-1801
●MORRIE 公式サイト
https://morrie.jp/