A.ロースおじさんからの回答

「笠地蔵」って昔話あるやん?

あの話、貧しくて正月のお餅も買えないおじいさんとおばあさんが、大晦日に傘を作って売りに行くっていうところから始まるんやけど、それ聞いた時おじさん思ったんよね。

 

 

 

おそくね?って。

 


なんで正月直前まで何もしてないの? 「結局傘はひとつも売れませんでした(かわいそう…)」的な空気になるんやけど、いやいやいや、わざわざ大晦日に傘買う人なんていなくて当たり前やん。

「あ、今年の餅代ないわ」って少なくとも15日ぐらいには気づくんやないの? そしたら年末商戦に間に合ったんやないの? あの話聞くと、おじいさんの呑気ぶりと商才のなさが気になってしょうがないんよね。

あなたの場合もそれと同じや。3年間じめじめこそこそ片思いして、相手の婚約が決まってから「うわー!告ればよかった!」なんて、笠地蔵のおじいさんより行動遅いで。もう正月の餅売り切れてるわ。

笠地蔵のお話では、なぜかそんなのんびり屋のおじいさんに降って湧いたような幸運が訪れるけど、現実ではそんなことないやろうね。おとなしく次のお地蔵さんを探した方が身のためやで。周りに化け地蔵みたいなのしかいなくならない内に、さっさと傘をかぶせていこうや!

 

 

※本記事は「とんかつ教室」[ https://blog.goope.jp/ ] の記事を再掲載したものです。

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