デート中、歩き疲れてウトウトし始めた彼女…。そこで気を遣った彼氏が「疲れた?」と尋ねます。
そんな時、彼女がどんな風に反応したら彼氏は「かわいい」と思うでしょうか?
私はこう思います。
どうです、かわいくないですか?
本当は疲れているのに、元気を振り絞って笑顔を作る彼女…。これでメロメロにならない彼氏はこの世にいないはずです。
そう思った私は、Twitterへ以下のように書き込みました。
命をかけても守るべき女性 pic.twitter.com/qxjjHzkbET
— 小野ほりでい (@onoholiday) 2014, 3月 18
賛同者が多かったのか、このつぶやきは大きな反響を呼び私は鼻高々でした。
しかし、そこには罠が待っていたのです。
しばらくしてから、私宛てに以下のようなリプライが届きました。
プライバシー保護のため、アカウントを取って再現リプライし、一分内容を改変してはありますが、本当に来ました。
どうやら、「人はつらいときでもがんばらなければならない」という風潮、ひいては日本人の多くが症状の最中あるいは予備軍であると言われるうつ病の原因は、この私だったようです。
さらに、私が何も考えずに提示した「こういう女性はいいですね」という偏見が、女性にそうしなければならないという偏ったジェンダー観を押し付け、女性差別を助長しているかもしれません。
そう、私は善人ぶったファッキンレイシストだったのです。
この事実に関してはもはや釈明の余地はなく、ただただみなさまにご迷惑をおかけしたことをお詫びするほかございません。
今さら謝罪してももう手遅れかもしれませんが、愚かな行為を働いたせめてもの償いとして、女性に無理を押し付けない「自然体のかわいさ」をテーマとして、もっと素敵な【理想の反応】を考えて参りましたので、どうか最後までご覧ください。