絶対痩せない!「太る食事」の特徴
「ダイエットの中心に来るのは食生活の改善とそれを支えるメンタルの改善です」と断言する森先生。ダイエットに対する考え方を変え、食べ物への正しい知識をつけて食事を摂ることで、ほとんどの人は運動なしで自然と痩せやすく、太らない身体になれるのです。
そこで「太りやすい人にありがちな勘違いな食生活」について教えていただきました。
●太りやすい人にありがちな食生活
1、「ご飯は太る」のでお米を減らしているが、お菓子やパン、甘いドリンク、スムージーなどは飲む
2、お菓子も食べず、お酒も飲まず、食事自体も少ないのに以前より痩せられなくなった
3、「生野菜はヘルシー」なので、シーザーサラダやグリーンサラダを食事代わりに。ただし、食べやすいようにドレッシングをたっぷりかける。また果汁100%フルーツジュースなどをよく飲む
4、「カロリーが低いものなら太らない」ので、ゼロカロリーと表記された飲料や、食べ物をなるべく選ぶように心がけている
5、食べることに罪悪感があり、食べたい気持ちを我慢してストレスをためてしまい、結果的に食事でストレス解消する
6、「朝食を摂らないのは健康に悪い」ので、空腹でなくても必ず摂る。定番はフレンチトーストやマーガリンを塗った食パン、糖質たっぷりのヨーグルト、ハム、シリアルやグラノーラなど
1の人はお米よりも血糖値を上げやすく、太りやすい食べ物を悪いタイミングで摂っています。
2の人は痩せるための栄養素(たんぱく質、ビタミンB1、B2系やマグネシウム、亜鉛など)までをも摂らないため代謝や消化能力も下がり、身体が省エネモードになって体脂肪が落ちにくくなっています。
3の人は必要なビタミンミネラルが大して摂れないわりに、余計な油や糖質を摂り過ぎてしまいがちな食べ物、飲み物を自ら好んで摂ってしまっています。
4の人は「低カロリー=痩せる」と思い込んでいますが、実際には化学合成添加物や甘味料へのリスク意識が低いのが問題です。その食べ物自体で太らないにしても、味覚が狂ってしまい、太りやすい食べ物への欲求から抜けられなくなることが多いです。
5の人は食に翻弄されやすくリバウンドする典型です。
6の人はイメージは健康そうですが、実は身体に対してよくないものや太りやすいものを食べています。そのような食事であればむしろ食べないほうがよいという選択肢もあります。