はい(汗)。同じ携帯を落としたんですけど、ずっと使えてたんです。落とした瞬間、取り出すスピードの早いこと、早いこと(笑) 「うわーーーーーっ!!!」と思って取り出して、水を出そうとして、めっちゃトントン叩いたりしました。

――(笑)。でも、そうして一人の時間を大事に過ごすことって大切ですね。とくに新生活は、普段と違う力を使ったりすることもあるでしょうから、佐江ちゃんのように“自分に特別なご褒美”をしてあげるのもいいかもしれませんね。ところで、新年度に向けて、立てている目標などはありますか?

そうですね。まず、『クザリアーナの翼』の舞台が終わった後、共演の方々とは、“今後共演する機会がないかも”と思うとさみしいです。でも、私はそれよりも、“また一緒に仕事をしたいから、自分もがんばろう”って、そういう前向きな気持ちでいます。

今回の舞台では、本当にいろんな方と共演させてもらって、さまざまな役者さんたちとも、スゴく仲良くさせてもらってお話もたくさんしました。自分よりこの芸能界で経験
が長い方ばかりで、本当にお勉強になることばかりでした。

また、今回の現場では、”役者としての自分は、まだまだ未熟だ”ということも学びました。”宮澤佐江”という人間が一歩外にでたとき、私はまだまだ未熟過ぎて、人にアドバイスしたり、相談にのれる人間じゃないっていうことも学びました。

AKB48グループの中だったら、後輩の相談にものれると思うし、自分はこう思ってるということをスタッフさんに言うこともできるし、「こうしたらもっとよくなるんじゃないですか?」ということを、客観的に見た言葉で伝えることもできると思うんです。

やっぱりAKB48グループを8年やってきているからこそ、SKE48では、怖くないといったらウソになるけど、そういったコミュニケーションはとれるんじゃないかなと思っています。

でも、「自分は将来をこう思ってるんですよね」とか、「女優としてやっていきたいんですけど、どうしたらいいんですか?」って聞かれたら、答えられない。自分も分からないし、答えてあげられる言葉がないから。

言えるなら、「私がそう思ったときに、共演者さんにこういう言葉をいただいて、心に残ったよ。でもそれがあなたに残るか分からないけど」ということは伝えられると思うので、それはやっていきたいと思っています。

こう思えるようになったのは、同じアイドルとしての経験を持つ風間俊介さんからの影響が大きかったと思ってます。学ぶことがとっても多かったんです。

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