ちょっと難しいHGシリーズに挑戦

さて、『BB戦士』で自信がついたら、次は少し難しいHGシリーズの『スタービルドストライクガンダム プラフスキーウイング』にチャレンジです。

今度はニッパーを使う上、パーツ数もBB戦士の3倍ほど。製作時間も数時間はかかりそうです。

では開封の儀式から。

BB戦士と比べると、パーツ数が多いです。そしてカラフルです。青い透明なパーツがプラフスキーウイングですね。

説明書の完成図を見るだけでうっとりしてしまいますが、まずはパーツ確認! 

 

すべて揃っているのを確認したら、ニッパーで順番に取り外していきます。はさみで工作をしている年齢の子供なら、ニッパーも十分使いこなせそうです。

ただし、刃先がとがっているので、最初に危険性についてしっかりと話し、作業中もできるだけ大人が見守るようにしていました。

最初はたどたどしい手付きでしたが、慣れるとどんどん切っていきます。

ここで重要なのが、失敗しても怒らないこと。

切りすぎてパーツが多少欠けても気にしない! もちろん、慎重にていねいにやることは大事ですが、今回の目的は“楽しくガンプラを作る”こと。怒られてばかり、注意されてばかりでは子供も楽しくありません。「まあ、いいか~」ぐらいの気持ちで、おおらかに臨んでみてください。

とはいえ、修復不可能な大事なパーツが壊れては組み立てに影響が出ます。なんでも自分でやりたがりな盛りの息子ですが、「ここだけはお父さんがやるから、あとはまかせた! 」と、役割分担を決めたら納得してくれました。

慣れてきたらパーツの二段階切りをやってみよう

パーツは“ランナー”と呼ばれる台に付いていますが、そこから切り離す際、2段階に分けて切ると、綺麗に仕上げられます。

1.切り離す際、少し余分な部分を残して切る
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2.次に余分な部分をカットする
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2段階に切ることで、切り口を美しくできます。ニッパーに慣れてきたら、ぜひやってみてください!

のべ5時間、ついに完成! 

完成までに数時間かかる作業なので、さすがに子供の集中力も落ちてきます。そんな時は休憩や食事をはさんだり、数日にわけて作業をしていきます。

 

まず頭部分を作り、次に胴体、手と足を組み立てて、順番に取りつけていきます。

そして、最後に背中のプラフスキーウイングを組み立てます。ここまでくればあとちょっと。

 

無心に作り続けること、のべ5時間。ついに完成しました!

アニメ『ガンダムビルドファイターズ』で、主人公のセイとレイジが世界の強豪たちを相手に戦っていた機体が、この『スタービルドストライクガンダム』です。

アニメと同じ機体を前に、息子の興奮度もマックス! 「これでガンプラバトルしよう~! 」と大はしゃぎ。さて、いつまで壊れずにもつのかな……。