書くのは好きかもしれないですね。だって、今、思った感情って、後になると絶対忘れちゃうから。そう思うと、もったいないじゃないですか。でも書き残せば、それがきっかけになって、後になってもそのときどう思ってたかを思い出せると思うんです。

あと、お仕事のとき、たとえばバラエティーに出るときも、自分の身の回りにあったことを、“どうおもしろく持っていけばいいのかな”って考えたりもするし、真面目なインタビューのときは、何があったかすぐ答えられた方がいいかな、って思うから。

――なるほど。『ミラチャイ』でも、毎回かなり多くの質問項目にぶっつけ本番で答えていただいてますが、そのことについては以前もちょっとお話しましたが(第57回)、これもきっと“ひと言日記”のたまものなんですね。

いえいえ (*゚ー゚)>

――インタビューの場合、事前に質問内容を確認いただいてから、本番に臨まれる方もいます。でも、佐江ちゃんにはいつも“ぶっつけ本番”で答えていただいてます。だから、毎回とっても難しいことをしていただいてるな、と思ってるんですよ。

えーーーッ?! そ、そうですか???

――毎回スタッフ一同、驚かされるばかりです。今日、日記をずっと続けているとお聞きして、だから答えられるのかな、と思ったんです。もちろん、日記だけはないと思いますが!

っっえええーーーーーーーーーー!!!

でも、毎日の日記は続かないタイプなんですよ! やってみたことはあるけど、1カ月も続かなかったんじゃないかな。今は、1日に何回も書くときもあれば、2日に1回のときもあります。

そのときの感情を短く “クサってるな、自分”とか、“がんばれよ、自分”とか書いたり(笑)。

――それに、佐江ちゃんは“いろんな視点から自分を見る”という能力に、とっても長けた方だな、って思ってるんですよ。日記をつけることで、自分の思ったことを一度、第三者の立場になって見る作業をしているんだな、なるほどなって。

自分ではわからないですけど……。 “ひと言日記”が力になってるのかな。

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