――道中、おもしろいエピソードはありましたか。
(一同顔を見合わせて):(笑)
義彦:トラブルのなかったライブは無いんじゃないですかね(笑)。
コースケ:音量規制がある場所もあったので、「ドラムの音を小さくしてくれ」と言われて、スピーカーから出す音量のことかと思えば、「”叩く音量”を小さくしろ」という話だったり(苦笑)。無理を言わないでほしいなあっていう(笑)。そういう国もありましたね。本当に様々でした。
義彦:デシベルの問題とは聞きましたけど。あとナオのピックがツアー初日にして全部なくなったり…。
ナオ:(ファンに)全部持って行かれましたね。
義彦:オーディエンスが、ライブ終わったらみんなステージに上がってきちゃうんですよ(笑)。一番ひどかったのは、ドラム台まで行ってスティックを持っていこうとしたファンの人がいて、マネージャーと引っ張り合いをしていましたね(笑)。
桐:「そろそろ機材片付けようか」となってステージに戻ったら、ファンの人達がそこでワイワイやってて(笑)。
コースケ:しまいにはステージで立ち話はじめちゃって。
一同:(爆笑)
義彦:我々も切り替えてじゃないですけど、通常モードだと持たないなと。考え方を変えないなと。自分たちが向こうの国にいるんで。せっかく来たんだから。それふくめて楽しまないとな、と思ってやってました。
――いい経験になったのでしょうか。
義彦:メンタル面の修行のツアーでしたね。
――国内のツアーも6月から始まるそうですが、タイトルは「Beautiful HUMAN」、タイトルはナオさん発案ですか?
ナオ:そうです。CDではないリアルなところと、自分たちの発するものと、お客さんとの一体感を求めて、ひとつの美しさが生まれればいいな、と、そういうタイトルでやろうかなと。
――ツアーへの意気込みを聞かせてください。
桐:『ヒューマン』というアルバムは、先程もいろいろ話してましたけど、人間臭さがすごく出ている。ということはライブも人間臭い気持ちのぶつかり合いになるんじゃないかなと今から感じているので、今までのheidi.とちょっと違った新しいライブを楽曲で見せられるんじゃないかな。すごく楽しみにしています。
義彦:ヨーロッパツアーを経て何があっても打ち勝てるようなメンタルで帰ってこれたので、何も不安なく『ヒューマン』というアルバムをファンのみんなに届けられたらなと思います。
コースケ:色んな経験をしてきましたけど、久しぶりのアルバムのリリースツアーなので、今回は世界観がすごく出ている作品だと思うので、それをしっかりと届けられて、なおかつライブとしての楽しさだったり、一体感的なものをみんなで作れたらいいなあ。
ナオ:毎回そうなんですけど、このアルバムをいかに12本のライブ中で表現していくかがポイントになってくると思うので、またこのアルバムを聴いてライブに来てもらった時に、改めてheidi.のよさを伝えていけるように、何よりもお客さんに楽しんで帰ってもらえるようなライブにしたいと考えているので、みんなも楽しみにしててほしいな、と思います。
heidi. INFORMATION
heidi. LIVE TOUR 2014 “Beautiful HUMAN”
6月21日(土)千葉LOOK
6月22日(日)町田PLAYHOUSE
6月28日(土)浦和ナルシス
6月29日(日)横浜BAYSIS
7月5日(土)柏ThumbUp
7月6日(日)宇都宮KENT
7月12日(土)名古屋ell. FITS ALL
7月13日(日)難波ROCKETS
7月19日(土)仙台enn 3rd
7月26日(土)福岡DRUM SON
7月27日(日)岡山ペパーランド
8月1日(金)新宿BLAZE