胃腸バテには漢方もおすすめ

夏バテによる胃腸の不調には、食生活の改善に加えて、漢方薬をとり入れてみることもおすすめです。漢方薬は体質改善を得意としており、夏バテしにくいからだを目指せます。

具体的には、「胃腸の消化機能を回復させる」「体内の水分バランスを整える」「血流をよくしてからだを温めて、胃の働きを改善する」といった作用のある漢方薬を選びます。

夏バテによる胃腸の不調におすすめの漢方薬をご紹介しましょう。

胃腸の不調ににおすすめの漢方薬

人参養栄湯(にんじんようえいとう)

からだがだるくて疲れやすい人におすすめです。エネルギーと栄養を補って、消化・吸収機能を高める効果が期待できます。

清暑益気湯(せいしょえっきとう)

夏バテや熱中症におすすめです。エネルギーを補って暑さで弱った胃腸を元気にしたり、水分代謝を整えてからだの熱を冷ましたりする効果が期待できます。

大建中湯(だいけんちゅうとう)

おなかが冷えたりガスでおなかが張ったりする人におすすめです。血流をよくしておなかを温め、胃腸の働きを活発にすることで、腸の働きの改善効果が期待できます。

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夏は冷房のきいた室内や冷たいものの摂りすぎにより、胃腸バテを引き起こしやすくなります。

からだを冷やす働きのある食材を食べ過ぎないよう注意すると同時に、胃腸の機能を高める働きがある食材を積極的に取り入れて、暑さに負けず元気に過ごしましょう。夏バテ予防にもなりますよ。

<この記事の監修者>

あんしん漢方薬剤師
山形 ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター。病院薬剤師を経て食養生の大切さに気付く。牛角・吉野家他薬膳レストランなど15社以上のメニューも開発。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホひとつで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」で薬剤師を務める。

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