幼稚園期
集団行動が始まり、社会を初めて形成する時期。この頃からマウンティング女子は現れてきます。
新しいものを幼稚園に持ってくる子がいれば「あーウチもそれ持ってる。前から持ってた」。他人が「それかわいい」と言い出すと「ウチだって持ってるもん」とあからさまに対抗。そばにいた他人の親に突然「うちのパパねー××が上手なんだよ」とマウンティングしてくることもある。
・向き合い方…悪気はない。このまま成長する女児と、「こういうことを言ってはいけない」と理解する女児の二通りがあるが、これは資質の問題。
・つきあい方…「ただ言いたいだけ」なので「そうだね」と返事をしておけばOK。
学生期
過渡期のためいったん弱まる。思春期のころは、「親が××なの」と家族自慢をしたり、虎(肉親)の威を借るのはダサいと思ってしまうから。
そんな中でも、自分のことを前面に押し出してくる女子はいました。しかしとても敏感な時代なので自慢や嫌味っぽい言動をすると「なにあいつ」と言われてしまう確率は高かった。そのうえすぐに跳ね返ってきてしまうので、マウンティング女子は少数。「テスト勉強全然しなかった~(それなのに点数がいい)」には「あいつ、なんかムカつく!」とはっきり言われ、「うちの親がね~」には「親の自慢してる。ダサっ」と笑いのタネに。
・つきあい方…まだ「場の空気を壊さないことを重視」する時期ではないので、すぐはじかれてしまいます。中高生時代では、マウ女は相手にされないでしょう。
・向き合い方…少数派なのでほうっておけばマウンティングはなくなるでしょう。
社会人期
ほとんどが恋愛市場に出ているためまたマウンティング女子が多くなってきます。
社会のしがらみやルールが身についたため、うまくマウンティングするすべを身につけたという感じ。彼氏自慢モテ自慢、いい女自慢。多岐にわたってきます。
「私、顔が濃いからアイメイクすると派手になりすぎちゃうんだよね~いいなー〇〇ちゃんは和風系だから~」と、自分の顔立ちがはっきりしていてなおかつメイクが不必要だという自慢。相手を下げることも忘れない。
・つきあい方…ほめまくる。またはボーっとして無反応でいる。面白くないのでマウンティングをしなくなるかもしれません。
・向き合い方…「誰でも持っている部分」でもあります。過剰に反応しても腹が立つだけ。
放っておきましょう。