早速いただきます。
「ちょっといい感じの学食のカレー」といったルーは庶民的な味。親しみやすいというか、懐かしいというか、ある意味「ザ・カレー」といった味わい。
びっくりするくらいサクサクのカツは冷凍ではなく注文から衣付けし、揚げる。カレーとばっちり合う。どっさりクンな牛肉は、ほかのチェーンより甘くないというか、割り合いあっさりめだが、味は薄くない。ご飯にはばっちり。カレーと合わさると、これまた、美味い。
ちなみに、味噌汁は店内で食事をするとすべてのメニューに付くとのこと。
続いて唐揚げ定食(500円)。
大ぶりな唐揚げは下味がしっかりついてニンニク醤油なご飯に合う仕上がり。カリッとサクッとジューシー。ご飯の量が、ごっつい。1合はかるく超えている風情。付け合せにサラダとほうれん草のおひたしがうれしい。
ごちそうさまです。
意外に、ぺろりといただけました。この安さと味は、系列店のある強みかと思いきや、安安とは系列店とはいえ、仕入れ先や食材、仕込みに至るまで、すべて別でやっているとのこと。
このチェーン店のテーマはただひとつ「お腹いっぱい美味しく食べて、この金額か!」とのこと。
腹いっぱいごちそうさまでした。
取材を終えて
バラエティ番組でやってる○○なトランのような佇まいでもあったどん亭。
チェーン店でありながら、個人店のような雰囲気と味。インスタント感覚ではないカレーと牛丼の味は、食べた数日後にまた、食べたくなった。
それにしても、沖縄はまったく味とかに関係なかったな。
※本記事は2014年5月の「はまれぽ」記事を再掲載したものです。