いよいよ6月12日開幕の「ブラジルW杯」に向けて、連日、報道は過熱している。
今大会において、敵となるのは時差だろう。ブラジルと日本の時差は約12時間。日本の初戦となるコートジボワール戦は15日(日曜日)の午前10時という絶好の時間にキックオフされるが、他の試合は日本時間で深夜1時、深夜3時、さらには午前7時に開始する試合が多く、前回の南アフリカ大会以上に睡眠不足との戦いになりそうだ。
しかし、今大会はほぼ全試合が地上波で放送されるとあって、睡眠不足にさえ打ち勝てば、かなりの試合が視聴可能だ。そうしたW杯への高揚感を、通勤・通学などの合間にも感じることのできるアイテムがないものかと、ふと考えた。ただニュースを検索して、試合結果を見るだけではつまらない。試合を見て得た情報や知識、それこそ興奮を、反映できる“何か”はないだろうか。
そう取材に向かう電車の中で、もの思いにふけり周囲を見渡していると、ほとんどの人が片手に握ったスマホをいじっている。そこで思いついたのが、スマホによるサッカーゲームだった。
数あるサッカーゲーム、唯一続いたのはどのゲーム…?
早速、携帯でサッカーゲームのアプリを検索してみる。さすが競技人口が世界最大と言われるサッカーである。本格的なものからライトなものまで、数え切れないほどある。正直、どれをやっていいか分からない……仕方がないから、軽く詳細を読んでいくつかダウンロードしてみた。
それから数日間、いろいろなサッカーゲームにトライしたが、その中で唯一続いたのが『モバサカ』だった。今も続けている理由は、1日に何度も携帯を開いて操作しなくていいのと、リアルなサッカーに近いということ。ようするに面倒くさがり屋な筆者でも続けられるということが一番の理由だ。
加えてW杯に歩調を合わせるように、6月23日から『mobcast グローバルカップ』なる世界大会が開催されるという。W杯の熱狂をゲームでも体感することができるではないか。