4:婚活ラブコメ時代劇『婚礼大捷<こんれいたいしょう> -愛結ぶ二人-』
科拳(官僚登用試験)に最年少主席で合格したシム・ジョンウ(ロウン)は、王の婿として選ばれるも、婚礼中に王女が亡くなり一日にして若い寡夫に。出仕もできず8年間、鬱憤をためていたジョンウでしたが、あるとき、未婚の3姉妹を結婚させるよう王命が下ります。
そこで“仲人の神”ヨジュことチョン・スンドク(チョ・イヒョン)宅へ行き、共に協力しあうようになって……。
朝鮮時代を舞台に、男女を結婚させるため仲人として奔走する様子を描いた、婚活ラブコメ時代劇『婚礼大捷<こんれいたいしょう> -愛結ぶ二人-』(2023年)。
日本でも人気のロウンは、パク・ウンビンと共演した時代劇『恋慕』でも話題を呼びましたが、今作では、ゾンビ学園ドラマ『今、私たちの学校は…』でも注目されたチョ・イヒョンとのダブル主演。
ふたりが次第に恋へとつながっていくシーンは、つい引き寄せられそう。さらには、ストーリーのテンポの良さが心地いいはずです。
5:ロマンス時代劇『魅惑の人』
王の弟イ・イン/チナン大君(チョ・ジョンソク)は、臣下として仕えてきたものの、清の人質から戻り、欲望渦巻く王宮へと戻ります。しかし、政権争いによって病んだ兄に冷遇され、居場所をなくしていた矢先、兄が病に倒れて王の座に就くことに。
あるとき、女性であることを隠し、男装をして“賭け囲碁師”として暗躍するカン・ヒス/カン・モンウ(シン・セギョン)と出会ったイン。ふたりは友人として関係を築いていくものの、王権と政治的権力をめぐる争いに巻き込まれていって……。
男装ヒロインのヒスが、陰謀に巻き込まれながらも、王インと愛し合っていくロマンス時代劇『魅惑の人』(2024)。『賢い医師生活』などでも知られるチョ・ジョンソクは、ミュージカル界のスターでもあり、今作も王としてのカリスマ性を放つ堂々たる演技に釘付けに!
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現代劇では見られない姿や時代性を見ることができる、韓国時代劇。人気俳優からベテラン俳優まで、さまざまなストーリーで、架空の世界に連れて行ってくれます。
時代劇とはいえ、ドタバタな展開となるラブコメディもあれば、シリアスなラブストーリーもあります。気になった韓国ドラマの時代劇があればチェックしてみてくださいね。