コーヒー豆挽き売り業態「UCCカフェメルカード」など全国19店舗にて

UCC上島珈琲株式会社(本社/兵庫県神戸市、資本金/10億円、社長/朝田文彦、以下UCC)は、2024年5月にUCCが主催した「UCC品質コンテスト2024 in ベトナム」で優勝したロットを、農園主名を製品名に冠した『チャン・ティ・フエ』として、UCC直営のコーヒー豆の挽き売り業態「UCCカフェメルカード」など全国19店舗にて、9月27日(金)に数量限定で発売します。

『ベトナムアラビカ UCC品質コンテスト2024 1位 チャン・ティ・フエ』

ベトナムは世界第2位の生産量を誇るコーヒー生産国ですが、アラビカコーヒーはそのうち5%ほどしか生産されていません。その希少性と品質の高さから、「ベトナム産高品質アラビカコーヒー」は近年世界から注目を集めています。
UCCは、ベトナムのアラビカコーヒーの生産者意欲向上と品質向上を目的に、2015年から「UCC品質コンテスト in ベトナム」を開催しています。コンテストで高く評価された高品質なベトナム産アラビカコーヒーは、「UCCカフェメルカード」などを通じて日本のコーヒーファンにお届けし続けてきました。
この度発売する『チャン・ティ・フエ』は、本年度に開催されたコンテストで優勝したロットのコーヒーです。味・香りなどの品質評価で高得点を獲得しただけでなく、トレーサビリティ、人権、環境への配慮など、サステナブルに関する評価項目でも高評価となり、6度目の出品で初めて優勝に輝きました。山と山の間に広がる、爽やかな風が通り抜ける農園で力強く育ったコーヒーは、完熟したフルーツのような甘酸っぱい風味ミルクチョコレートのようなまろやかさ、甘さが印象的な味わいです。
UCCだからこそお届けできる、おいしく、サステナブルな「ベトナム産高品質アラビカコーヒー」を是非お楽しみください。

受賞式の様子(中央左が農園主のチャン・ティ・フエさん)

審査の様子

「UCC品質コンテスト in ベトナム」は今年で開催10周年を迎え、生産者の品質改善に対する意識が根付いたことで、今年の決勝進出10ロットはすべてスペシャルティコーヒーの基準を満たすなど、継続開催の成果が出始めました。成果は価格面にも表れており、今年は10年前と比べて倍近くの高値で落札しています。今後、その収益がさらにより良いコーヒー生産につながるという好循環が生まれるよう、引き続き生産者とともに取り組んでまいります。

今後のベトナム産高品質アラビカコーヒーに、どうぞご期待ください。
『ベトナムアラビカ UCC品質コンテスト2024 1位 チャン・ティ・フエ』製品概要

農園情報









<参考>
■UCC品質コンテスト
コーヒー生産者の方々を対象にした、コーヒーの品質に関するコンペティションです。
2001年、ブラジルのエスピリットサント州で初めて開催して以来、開催国を徐々に増やし、これまでに世界7ヶ国で開催実績があります。生産者は、「UCC品質コンテスト」に自らが手掛けた最高品質のコーヒーを出品し、その順位を競います。生産者は、出品に向けて努力を重ねることで、コーヒーの品質が向上し、収入が増え、生産意欲の向上に繋がります。
「UCC品質コンテスト」優勝者は、生産者とUCC、双方で合意した価格で直接取引を行い、UCCが責任をもって全量を買い取っています。上位入賞者も買付金額にプレミアムが付くほか、賞金や農具など、生産国の事情に応じた副賞を得ることができます。
このようにUCCグループは、「UCC品質コンテスト」を通じて生産者と良好な関係を築くことで、上質なコーヒー生豆を安定的に調達することを目指しています。
※「UCC品質コンテスト」については、以下ウェブページで詳しく紹介しています。
https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/action/vietnam/

■ベトナムにおけるUCC品質コンテスト
コーヒー生産量世界第2位を誇るベトナムにおいては、UCCは2015年よりアラビカコーヒー※を対象に「UCC品質コンテスト」を開催しています。ベトナムは亜熱帯性/熱帯気候に属し、暑さや病害に強いロブスタ※の栽培が9割以上を占めますが、「UCC品質コンテスト」を開催しているラム・ドン省のダラット市は、標高約1,500mに位置する高原地帯で、その冷涼な気候から国内有数のアラビカの産地として知られています。
※数あるコーヒーの品種のうち、飲用として流通している主な品種は「アラビカ」「ロブスタ」の2種

ベトナムの「UCC品質コンテスト」では、1次審査を通過した時点で、通常よりも高い価格ですべて買い付けています。生産者の方々に品質を重要視する考え方を知っていただくことにより、ベトナム産アラビカコーヒーの品質向上への意欲を促進するとともに、生産者の方々の生活の安定性を高めていただけるよう、取り組みを継続しています。

今年のコンテストには、36軒のアラビカコーヒー農家のエントリーがあり、厳正な審査を経た10ロットを、日本・ベトナム・アメリカからの審査員5名(Qグレーダー※)がカッピングにて品質評価し、さらに農園のサステナビリティ要件の評価点を加味して、最終順位を決定しました。

※コーヒーの専門技能の国際資格。バリスタがコーヒーを淹れる職人を指すのに対し、Qグレーダーはコーヒーの品質を評価できる職人を指す。SCA(スペシャルティコーヒー協会)下部組織のCQI(Coffee Quality Institute)が定めた基準・手順にのっとってコーヒーの評価ができるとQグレーダーに認定される。

※今年のコンテストについては、以下も併せてご覧ください。
2024年5月30日配信ニュースリリース https://www.ucc.co.jp/company/news/2024/rel240530.html
UCCサステナビリティチャレンジNo.56 https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/challenge/240614_vietnamcontest.html

■UCCのサステナビリティ活動
UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、コーヒーの新たな可能性を追求し、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジしています。また、サステナブルな社会の実現に貢献するため、経営方針をサステナビリティの観点で具体化した「UCCサステナビリティ指針」を制定し、「自然を豊かにする手助けを」と「人々を豊かにする手助けを」という2つの大きな方向性のもとに、項目毎の達成年度と達成内容を定め、さまざまな活動に取り組んでいます。
※参考:2022年4月配信リリース「UCCサステナビリティ指針」制定:https://www.ucc.co.jp/company/news/2022/rel220427.html

■UCCカフェメルカード、カフェノバールとは
UCCが直営で展開するコーヒー豆挽き売り業態。 UCC直営農園産のコーヒーや、コンテスト入賞ロット、産地・農園指定のコーヒー、UCCの知恵と技術を駆使して創造するブレンドコーヒーを幅広く取り揃えるコーヒー専門店です。店舗では、お客さま一人一人に寄り添い、自分好みのコーヒーを見つけるお手伝いをさせて頂きます。

取り扱い店舗一覧(コーヒー豆挽き売り業態「UCCカフェメルカード」18 店舗、「カフェノバール」1店舗  計19店舗)




※一部店舗では、休業・営業時間変更が生じる場合がございます。
UCCカフェメルカードHP:https://www.ufs.co.jp/brand/cmc/
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