【サイゼリヤ】ミラノ風ドリア 税込300

たった300円でいただける本格ドリアに涙が出そう

『サイゼリヤ』の「ミラノ風ドリア」税込300円

続いては『サイゼリヤ』です。

『サイゼリヤ』の平日ランチタイムは11〜17時ですが、創業以来の看板メニュー「ミラノ風ドリア」は、ランチタイム内はもちろん、それ以外でも味わえるある意味で「コスパと味の良さ」双方を実現する『サイゼリヤ』の象徴的メニューです。

この価格なので、確かに物量感は足りないと言わざるを得ませんが、浮いた分で別の何かを変えば良く、「限られた予算内でも、様々な味を一度に楽しめる」のもまた『サイゼリヤ』の良心と言うべきでしょう。

奥深い旨味を楽しめるミートソースがクセになります
パンチある味わいで、一度口にしたら忘れられなくなるかも?

ライスの上にぎっしり乗せられたチーズ。そして、全体をホワイトソースがまとい、極め付けにミートソースがかけられ焼かれた一品ですが、まず口にしてみると、酸味とチーズのまろやかさの後に、程よい塩味が追いかけてくる印象。噛み締めればひき肉のゴロゴロ食感とみじん切りされた玉ねぎのシャキシャキ食感が同時に楽しめるほか、ライスが物量感も満たしてくれます。

さすが『サイゼリヤ』の代表的メニュー。テイクアウトでも十分な満足感を得られました。

「食費の節約」は外食チェーンを上手に使えば実現できる!

今回食べ比べた『ガスト』『サイゼリヤ』はいずれも500円以下。このコスパにして、それぞれのブランドこだわりの味を楽しむことができました。

『ガスト』の「唐揚げてりタル丼」は、家庭はもちろん他のチェーンでも実現できないであろう独特の味と満腹感の双方を満たしてくれました。

また、『サイゼリヤ』の「ミラノ風ドリア」は物量感こそ控えめですが、税込300円というまさかの低価格にして本格的な味わいを楽しむことができました。この低価格なら、追加で別のものを買えば良く、こういった楽しみ方ができるのも『サイゼリヤ』の良心だと思いました。

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物価の高騰が続く今、真っ先に節約したい食費ですが、これら外食チェーンをうまく使えば実現できると思います。

また、ファミリーレストラン以外でも、丼モノチェーンのモーニングやランチを使い分ければ、飽きることなく日々のランチを楽しめるとも思います。本記事を参考に、ぜひあなた好みの「節約ランチ」を楽しんでいただければ嬉しいです。

 

音楽事務所、出版社勤務などを経て2001年よりフリーランス。2003年に編集プロダクション・デコ有限会社を設立。 出版物(雑誌・書籍)、WEBメディアなど多くの媒体の編集・執筆にたずさわる。エンタテインメント、カルチャー、 乗り物、飲食、料理、企業・商品の変遷、台湾などに詳しい。台湾に関する著書に『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)、 『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『台湾迷路案内』(オークラ出版)などがある。