雑に扱われる「軽石ガール」
続いては「軽石ガール」。男から軽く見られて大切にされていない女性のことを、RYOTAさんはそう命名しました。
あまりにも雑に扱われ、都合のいい時だけ利用されていると感じるなら、「軽石ガール」に認定されている可能性は相当高いでしょう。
幸せと言える状況からは程遠くにいますから、女性側で「もしかして私、都合のいい女にされてる……?」と気づいている場合が多いはずです。
気づいていながらも、一人になるのが淋しい、次の恋に移ることが考えられないなどの理由から、現状に目をつぶって関係を続けてしまう。
すると、彼から「どうせオレの言うことを聞くだろう」と見透かされて、もっともっと軽く扱われるという負のスパイラルに。
放っておくと浮気や借金などの深刻なトラブルに発展するケースもあるので、真剣に警戒してください。
「軽石ガール」にならないための対策は?
「軽石ガール」にされそうな危機感をおぼえたら、彼優先の行動を見直しましょう。
彼に合わせすぎていないか、尽くしすぎていないか。
たとえば、彼のためにスケジュールをすべて空けておいたり、突然の誘いにも二つ返事で応じたりなど、いつも彼の言いなりでは女性として"安物"になり下がってしまう、だから軽く見られやすくなるのです。
自分が欲しいものやしたいことを大切にする女性こそ、男性に尊重されて本当に幸せにしたいと思ってもらえるもの。
「どこに行きたい?」「何が食べたい?」と聞かれた際、「何でもいい」という答えだけは封印しましょう。
彼の要求と自分の希望がずれている時は、勇気をもって断ることも必要です。
そうやすやすと言うことを聞くような女ではないぞ、と印象づけて、男優位に偏ってしまったパワーバランスを回復させましょう。
指摘を受け入れない「自意識過剰ガール」
最後に、「自意識過剰ガール」について。
自意識過剰は、本人が気づかないうちに陥りやすい心理傾向の一つで、恋愛体質の女性がはまりこむと結構厄介です。
「自分が彼のことを大好きだ」という感情が大きいわりには、「相手が何を望んでいるか」を考えない。視野が狭く自己中心的に物事を捉えすぎるため、彼にとっての心地よさを提供できなくなってしまいます。
「自意識過剰ガール」は、彼に愛されるための努力をしないことが多いようです。
「相手が変わろうとしないこと」は人が別れを決断する理由になる、とRYOTAさんは見ています。
「自意識過剰ガール」になりそうな時の対策は?
過剰になりがちな自意識を抑えるには、彼が自分に望んでいることを知って、多少は自分を変える努力をすることが必要です。
もし彼に指摘された欠点があれば、直す。少なくとも直そうとすること。
たとえば、彼から「もうちょっとおしゃれしてほしい」とリクエストがあった時、「だって、ありのままの自分を見てほしいから」なんて言い訳して改善する気がないなら、黄信号が点灯している状態です。
いつもおしゃれではいられないかもしれませんが、時にはサービスしてもいいのでは?
ちなみに男性の要望として、彼女に容姿を保ってほしい、綺麗でいてほしいという声はよく聞かれるものです。女を感じさせる格好をしてこそ、恋人として大切にする気持ちも湧いてくるのでしょう。
1~2ヶ月に1回は、ヘアサロンやネイルサロンなどで容姿を整える時間をとりたいところです。
まとめ
意外と冷静になってみれば分かりそうなポイントが多いですが、問題は、恋愛の最中に自分という存在を客観的に見ることができなくなることにあるようです。
判断力に狂いが生じて、冷静でも客観的でもいられなくなってしまうのが恋愛ですからね。
今回挙げたことをあらかじめ頭に入れておくことも、ダメ恋スパイラルから脱出する方法になるかもしれません。