自分でも、特にこの1年はいろんな意味で成長したなと思います。「大人になったな」って、すごく思いました。
「ひとりでいる時間って本当に大切なんだ」って、この1年で学びました。
楽屋も、去年は一人部屋のときも多かったので、自然と、誰とも話さないでメイクしたり、ストレッチしたりしていたんです。だから、ひとりの空間がすごく好きになっちゃって。
もともと、ストレッチは人より何倍もやりたい派だから。今は、皆でストレッチするよりも、自分の時間をもって、マイペースでやっています。
ーー48グループが大所帯でしたから、そのときからの振り幅が大きそうですね。
そうですね。あの頃はひとりになりたくても、なれない環境でずっとやっていたから。卒業して1年目はさみしかったけど、去年の4本の舞台を通して、やっと、ひとりでいられるようになったというか。
「ひとりが楽だな」って思えるようになった。「親がいないと買い物に行けない」って言ってた、数年前の自分はどこへ行ったんだ? っていうくらい、今はせっせとひとりで買い物に行ってます(笑)(第25回)
ーー以前、「ひとりデビュー」をテーマに話したこともありましたよね。それくらい、ひとりが嫌だった(第119回)
ほんと、ほんと! ひとりで買い物に行けないし、外食もできなかった。でも、特にこの1年で、「ひとり映画」や、「ひとり舞台観劇」、「ひとりコンサート」へ行く機会も増えました。
「あ…、これが自立か」
って、感じてます。この1年で、親が子どもっぽく見え始めたり、自分は親よりしっかりしてるなって、思える部分が増えてきました。
ーー大きな変化ですね。変化といえば、甥っ子さんの誕生によっても、結婚や出産について、昔と考えが変わったようですね。(第46回)
-
[最終回]「ミラチャイ」連載は「人間味のある宮澤佐江」を作った"ホーム"で"チャレンジ"できる場所&芸能活動を一時休止する理由とできた目標
佐江ちゃんにとって「ミラチャイ」は、「ホーム」のような感覚だった。なぜ今、お休みをするのか、ありのままの思いを話してくれました。約6年間、200回を超える連載の最終回です。
-
[第51回]宮澤佐江「ミラチャイ」連載の6年、200回も続いた理由がインタビューでみえたー仕事、境遇、思いに向き合う
48グループと舞台。2本の軸を歩むなかで出会った人たちが、佐江ちゃんにもたらした、卒業後の大きな変化とは。「ミラチャイ」連載を彩った数々の写真やエピソードで当時を振り返っていくと、約6年にわたる長期連載になれた理由が見えてきました。
-
[第50回]宮澤佐江と「ミラチャイ」連載の6年、200回以上を振り返っていくーやっと笑って話せるあのときのこと
どんなに時間が経っても変わらない、佐江ちゃんの「根っこ」にあるものとは。48グループを出てわかったこと。今、やっと笑って話せるあのときのこと。最終回に向けて、さらに尽きないお話です。
-
[第49回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間ー「出会い」と「別れ」さみしさと楽しさ
「これまでやってきたことの答え合わせが、今、できている」。2016年7月の新連載開始から現在まで、『朝陽の中で微笑んで』、公演中の『ZEROTOPIA』など、佐江ちゃんの約2年を振り返ります。
-
[第48回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間【大切なお知らせあり】
2年前の7月、リニューアルして再スタートした「ミラチャイ」連載。『王家の紋章』初演にはじまり、現在公演中の『ZEROTOPIA』まで。舞台とともに駆け抜けた、佐江ちゃんの2年を振り返ります。