美術鑑賞は好きだけど、小さい子ども連れだと行きづらい……。というママやパパはいませんか? はい、私もその一人です。

子どもがおとなしくしていてくれるのか、ベビーカーで入場できるのか、そもそも子どもが気になって鑑賞どころではないような気がする……など、心配事が多くでなかなか美術館に足が向きません。

そんな心配を全て解消してくれる展覧会「ワンダフルワールド」が、8月31日まで東京都現代美術館で開催されています。5人のアーティストによる体感型・参加型の作品は、なんと撮影可能(※)。夢中で遊んでいる姿を撮るだけで、まるで子どもが作品と一体になったような気がしてくるから不思議です。

館内の設備も赤ちゃん連れの来場者のための細かい配慮がされていて至れり尽くせり。まさに“ワンダフルワールド”な世界に、1歳半の娘を連れて遊びに行ってきました。

最初は娘がどんな反応をするか不安もありましたが、結果は上の写真の通り。作品ごとの見どころやポイントを、実際に遊んでいる様子とともにご紹介します。

※撮影は子どもの成長記録、家族や友人との記念撮影の目的に限り許可されています。他の来館者を撮影することや、三脚やフラッシュを使用しての撮影は不可。撮影した写真を営利目的で使用する事は禁止。撮影は写真のみ、動画は不可。詳細はHPにて確認を。

 

ジャンプしたり寝転んだり、布製ブロックで自由に遊ぼう!

館内に入ると、チケット売り場を通り過ぎた所とエスカレーターのそばにベビーカーを置くスペースがあります。もちろんベビーカーで鑑賞することも可能。展覧会は美術館3階の展示室で開催されていますが、フロア内にオムツ替えスペースやベンチの休憩スペースもあるので安心です。

エスカレーターで3階に上っていくと、目の前にはカラフルな布製ブロックが広がります。

水路になっているブロックを引っ張ったり揺らしたり、飽きずに長いこと遊んでいました 
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これは「水路」をテーマに、水の流れをイメージした布製ブロックをつないで大きな「水の路」を作っています。

布製ブロックの両端にはボタンが付いており、外して違うブロックとつなぎ合わせることで常に形が変わるユニークな作品です。大きなマットの上で軽くジャンプしたり寝転がったりする子どもたちで大賑わいでした。

 

一緒に写るだけで、子どもがアート作品の一部に早変わり!?

笑顔でも無表情でも、立っていてもベビーカーでも様になりそうです
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続いての作品は、リンゴやオレンジといったフルーツや椿などの草花のモチーフが、特大のキャンバスに描かれたもの。透明な油絵の具を、丹念に塗り重ねる古典技法によって描かれているそうです。

真っ白な展示空間のなかに点在する絵画は、まるで絵本を1枚1枚めくっているような、穏やかな感覚になります。

会場内は作品と子どもを一緒に撮るママやパパでいっぱい。白い背景とインスタレーション作品が、一緒に写る鑑賞者をアートの一部に変身させてくれます。