怖いなと思わされるシーンに遭遇した

女は怖い、という話になると多く出てくるのが、
「友達とニコニコ話していたのに、相手がいなくなった途端、その人の悪口を言い出した」
「裏表があって腹黒い」
「女のイジメは無視など、精神的的に叩く陰湿なもの」
のような体験談です。

しかし落ち着いて考えてみましょう。

「女が怖い」エピソードに出てくる行動は全部、男性もやります。

ではなぜ男性も同じことをするのに、女性ばかり怖がられるのでしょうか?

 

 

図を用意いたしました。男性も同じようなことをするのに、なぜ女性だと「怖いね~」などとほざかれるのか。

それはひとえに「女の子はそういうことしない!」という勝手な幻想を抱いているからです。そのイメージと実際の行動にギャップが生じるからこそ、「怖い」となるのです。

男性はそもそも野蛮なイメージを持たれているので、同じ行為をしてもギャップがなく「そういうもん」と扱われるだけです。

自身の女性へのイメージに振り回され「男性も似たようなもん」という考えにいたらないのは、間違いなく何も考えていないといえましょう。

また「女性のイジメは陰湿」問題ですが、女性男性年齢関係なく、いじめはすべて等しく陰湿なものです。

陰湿じゃないイジメがあれば教えていただきたい!!

陰湿なのは女じゃねー! そいつだーーー!!

 


 

話題に使いたいだけ

本当に「女怖い」と思っているのではなく、別の目的で話題に使うケースは大きく分けて2つあります。

1つが「女語りたい病」患者が話題に使うケースです。
 

「女語りたい病」とは主に、初めて彼女が出来たり童貞を捨てた男がかかりやすい病気です。

これにかかると、とにかく女性を語りたがります。

語ることで自分のオスとしての優位性をアピール出来るからです。

(女性は「男語りたい病」にかかります。この2つをあわせて「恋愛先生症候群」と呼びますというか勝手に呼んでいます)

「女語りたい病」の患者は、ただ「女をわかってる」風発言のために、ふわっとしたイメージで「女って怖ぇ~」と言うので、何も考えていません。

 

 

 もう一つがこちら「その点男は違うで」と男優位のアピールのため話題にされるパターンです。

こういう人は「女の世界」を陰湿で恐ろしい物にすることで、自身の生きる「男の世界」をそれとは逆の陽気でポジティブだと思い込み、気持ちよくなるために「女って怖ぇ~」を使っています。

実際男性社会がカラッとしているかと言われると、本人たちが思い込みたいほどにはカラッとしていません。

河原で殴りあって仲直りしたやつなんてひとりもいねーだろ!!

彼らも「気持ちよくなるため」に「女って怖ぇ~」と言っているので、何も考えてはいません。

「話題に使いたいだけ」の人々は基本的に笑顔で女性の怖さを語るので、めっちゃわかりやすいです。

 

 

女性という存在そのものが怖い

童貞男子校生に非常に多いパターンがこれです。もうエピソードとかそういうんじゃなくて、ただ女性が怖い。

目も合わせられないし、みんなで遊んでいる場所に女性がいたら途端にいつものテンションが発揮できなくなる…。

そんな、ただただ女性という存在に怯えている男たちの、恐怖のメカニズムはこれです。

 

 

お前達を脅してるのは、女じゃなくてお前たちの性欲だよ!!


モテたいとかいい風に思われたいと思うからこそ、失敗が怖くなり、女性が怖くなるのです。

その証拠におばはんやおばあちゃんは怖くないでしょう。それは別におばはんやおばあちゃんにモテたいと思っていないので、恐れる必要がないからです。

この理屈で行くと小学生の女児なども一切怖くないのですが、そこを既に女性と認識して恐れているいる人もいるので、世の中は油断できません…。

彼らの「女怖ぇ~」も聞く必要がありません。なぜなら彼らが怖がっているのは、女ではなく自分のモテたさだからです。