どうもこんにちは。

漫画家なのにほとんど文字のコラムを描いている凸ノです。絵を描くのってめんどくせえなあ~~~~~~っ。

さてさて、6月ですね。梅雨ですね。ジメジメしますね。嫌ですね。

僕は洗濯物干して出かけた日に限っていきなり雨降ったりするんですけれど、何これ?イジメ? 天による?

ここは一つ、世の中の重箱の隅をつつく本連載でスカーッとしましょう! たぶん無理やけど!!

今回の「やめませんか?」はこちらです。

 

 

やけに東京の悪口を言っていませんか?

東京に住んでいてもいなくても、東京の話になると妙にこき下ろしてしまう人、あなたの近くにいませんか?

よもやあなた自身がそうですか?

もしそうだとしたら、こう言って差し上げようと思います。

 

 

やかましいわ。

正直ゴチャゴチャうるさいので、なるべくやめていただきたい。

いや、僕は決して東京贔屓でも東京の色んな部分を舐めることによって利益を得ているワケでもありません。

ただ、すぐ東京の悪口を言うこと、言ってもよいと思っていること、それを「やっかましいなあ」と思っているので今日はそこんとこを伝えたいと思います。SAWAYAKA☆

 

 

なぜ東京の悪口を言うの?

さて、すぐ東京の悪口を言う人はなぜそうなってしまっているのでしょうか? 理由はさまざまですが、まずは「地元ナショナリズム説」から解説したいと思います。

僕は大阪出身なのですが、大阪という街は恐らく全国一東京の悪口を言っている街です。少なくとも20年前はそうでした。

東京の悪口を言うことは、東京に一方通行の片思いライバル心を抱く大阪府民(地方民)にとって自分の地元を誇って気持ちよくなる方法の一つでした。

平たく言うと東京の悪口をいっておけば、ジジィババァに大ウケ! だったのです。

「東京は人が冷たいわ。困ってても知らんぷりや。その点、大阪はちゃうで~。道聞いたらおばはんが連れてってくれるんやで。たまに間違えよるけどな」

とか言っとけばどっかんどっかんだったのです。超コスパいい。

僕も少年時代には東京を貶め、同時に大阪を讃えることで随分とジジィババァの寵愛を受けたものです…。

 

 

この、東京を下げることで、相対的に自分の地元を上げる行為、それにより優越感に酔う行為を僕は「地元ナショナリズム」と呼んでいます。

田舎のヤンキーもこれが好きです。

自身の優位性を保つために、何かを貶める。

これは東京対地元に限らず、国でも趣味でも何でもいろんな場面に確認される行為ですがことごとくカッコ悪いものです。

本当に地元を愛してるなら、東京の悪口は必要ないだろうが!!!!