SNH48になったことによって、がっつりアイドルをやるっていうことから、一瞬離れた感じでした。なので、その間は、自分でもアイドルというより、女優さんになってる気分でステージに立って、色んな曲で表現を付けたりっていう感覚だったんです。

もちろん、今もステージでそう表現することは変わりないんです。

でも今は、いい意味でアイドルらしいお仕事というか、例えば、定期的に生写真の撮影があったりすると、“私もアイドルなんだなあ”って改めて思うんです。自分の写真が売り出されるっていうことは、アイドルだからこそのお仕事なのかなあ。。。って。

それで今は、“もう1回、アイドルをやる時期なんだ”って感じてるんです。それこそ、“最後にしぼり出すアイドル”じゃないですけど…

――自分の中からアイドルをしぼり出す?

そうですね。たぶん卒業までは、大きな波が来て、また…、っていうことは自分の中で、もうないと思っているので。

――大きな波、ですか?

例えばですけど、SNH48とも違う海外グループに行くとか。

――なるほど。

はい。そういう大きな波が来ることは、自分の中ではもうないのかなって。24歳は、最後の最後に“アイドルを振りしぼることの始まり”かな、っていう感じがしてますね。

――その思いに至ったのは、いつぐらいの時期だったんですか?

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