美人がソンな理由3『独りぼっちになりやすい』
「二人ずつペアを作って~」と小学校で先生に言われたとき、一人だけあぶれた経験がありませんか? それは、あなたが美人だからです。「あの人とペアになるのは僭越すぎる……!」とクラスメイトは子供心ながらに敬遠してしまったのです。
同じように、美人はどこにいても独りぼっちになりやすい傾向があります。「あんな美人の隣に座ったら嫌がられるかも……」「小銭を渡すとき美人の手に触ってしまったら申し訳ない……」「美人は黄金入りの食事しか摂取しないだろう……」そんな思いが去来し、一般人は美人には恐ろしくて近づけないのです。
対策として効果的なのは、常に変顔を作っていること。両手でピースを作り、洗濯挟みで鼻を吊り上げる等して庶民らしさを演出していれば、きっと一般人も警戒心を緩めて近づいてきてくれるでしょう。
美人がソンな理由4『目立つので狙撃の的になりやすい』
美人は撃たれやすいというのは戦場では常識です。美人はいくら草藪に身を隠しても、顔が眩い光を放っているためすぐに見つかり、狙撃されてしまいます。顔にペイント迷彩を施しても無意味。なぜなら、顔を隠しても美人オーラは隠せないからです。
山にこもって修行を積み、完全に気配をなくす術を習得した美人でさえ、美人の香りで敵に気付かれてスパイに失敗したという記録もあります。このように、美人は隠密行動にはまったく向いていないのです。忍者になるには、まず顔を捨てる覚悟が要ります。
美人がソンな理由5『顔でテーブルを拭けない』
テーブルにカレーをこぼしてしまった! 店員さんに迷惑をかけたくないから自分で拭きたいけど、紙ナプキンが置いていない! 仕方ない、顔で拭いちゃえ! って状況、よくありますよね。顔なら後で洗えば済みますし、手と違ってハンドルや財布を触って汚してしまう危険性もありません。拭くモノがないときに一番重宝するのが顔です。
でも、美人は顔でテーブルが拭けないのです! どうしても抵抗感があるのです。そして、意を決して顔でテーブルを拭こうとすると、店員が突進してきて代わりに自分の顔でテーブルを拭いてくれます。申し訳なさは急上昇し、いたたまれなくなってしまうのが美人の日常です。